【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ジョン・ワッツ監督、「あの人たち」の初対面を回顧「セラピーセッションみたいだった」

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の重大なネタバレが含まれています。

3人のスパイダーマンのセラピーセッション
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジが唱えた呪文が原因でマルチバースの扉が開き、過去シリーズのヴィランだけでなく、「ライミバース・ピーター」のトビー・マグワイア、「ウェブバース・ピーター」のアンドリュー・ガーフィールドもカムバックした。
これまでに、MCU版トリロジーに主演するトム・ホランドに加え、マグワイアとガーフィールドも、3世代のスパイダーマンが初対面を果たした時のことを振り返っていた。この度は、米Varietyのインタビューに応じたジョン・ワッツ監督も、3人のスパイダーマンが一堂に会して脚本の読み合わせをした時のことを回顧している。
「私たちは折り畳み椅子を円形に置いて、一緒に脚本を読みました。私は全員と別々に話をしましたが、どのように物語のピースが組み合わされ、それがスパイダーマンにとって何を意味するのかについて、ストーリーについてを全員一緒に話をさせたんです。興奮しましたよ。映画でスパイダーマンを演じた俳優は3人だけで、それぞれが劇内外で多くのことを経験しました。まるで、スパイダーマンのセラピーセッションのようでした。」
劇中でも3人のピーター・パーカーが、自分たちにしか分からない“スパイダーマンあるある”的な話で大いに盛り上がっていた。特に、大切な人を守り切れずに失ってしまった辛い話題が上った時は、まさにグループセラピーのようであり、そんな雰囲気が、すでに脚本の読み合わせ時点で存在していたのではないだろうか。撮影前から共演者同士が絆を深めたことで、ビッグスクリーンにおけるキャストのケミストリーが強固になったことは明白で、そんなワッツ監督の“セラピーセッション”が絶大な効果を発揮したようだ。
歴代スパイダーマンのホランドとマグワイア、ガーフィールが夢のタッグを組んだ『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は日本公開中。
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Source:Variety