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『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』に240のキャラクターが登場 ─ 前作から6倍の数に、バルチャーも姿現す

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)
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マルチバースからアッセンブルしたスパイダーマンを、さまざまなアニメーション・スタイルで描き分けた傑作映画、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)。その待望の続編映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』では、“240におよぶキャラクター”が登場するようだ。

この情報は、2022年4月25日〜28日(現地時間)にて行われているイベント・シネマコンにてアナウンスされたもので、それを基に、米VarietyScreen Rantなどが報じている。シネマコンとは、ハリウッドスタジオが映画関係者向けに今後の公開作を紹介する場で、米ソニー・ピクチャーズは、『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ企画をはじめ、『ヴェノム』や『ゴーストバスターズ』の新作などを発表するとともに、2023年6月2日に米国公開となる本作の冒頭15分の映像を先行上映した。

本映像では、“アース-65”を舞台に、スパイダー・グウェンとスパイダーマン2099が、『スパイダーマン』シリーズでおなじみのヴィラン、バルチャーを撃退する姿が描かれているとのこと。グウェンは、“もうひとりのスパイダーマン”だけでなく、“もうひとりのスパイダーウーマン”ことジェシカ・ドリューとも出会うことになるようだ。そのドリューは妊娠5ヶ月だが、パートナーがサプライズを望んだため、産まれてくる子供の性別はまだ知らないという。同役の声優を担当しているのは、『ラブバード』(2020)「インセキュア」(2016-)などのイッサ・レイだ。

さらにはマイルス・モラレスのいるユニバースの様子も描かれており、スパイダースーツに身を包み悪を退治している一方で、学校での進路相談に遅れそうになっているという。「異次元へ旅する方法を学びたい」というマイルスは、コロンビア大学への進学を希望しているようだが、母親からは自宅から遠いため反対されているとのことだ。

このオープニング映像がお披露目となる前には、脚本・製作のフィル・ロード&クリス・ミラーが、“6つのユニバース”で物語が展開されることを報告。『スパイダーマン:スパイダーバース』ではひとつのユニバースを中心に、スパイダー・グウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハム、そしてペニー・パーカーが別の次元から集結する姿が描かれていた。その続編では、マイルス・モラレスがユニバース間を移動しながら激しい戦いを繰り広げることになりそうだ。

また本作では、キャラクターの数も大幅に増加しているようで、それは240体にもおよぶとのこと。1作目では40体だったことから、6倍にも増えているというわけだ。想像を遥かに超える壮大な規模の物語に注目しよう。

ちなみに、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』につづくシリーズ第3作の題名が、『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題:Spider-Man: Beyond the Spider-Verse)』になることも判明している。同作は、2024年3月29日に米国公開予定だ。

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』は、2023年に日本公開。

Source:Variety , Screen Rant

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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