『スパイダーバース』に東映版スパイダーマンとレオパルドン登場の可能性は?プロデューサーに聞いてみた

『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が、いよいよ2023年6月16日より日本公開となる。あらゆるユニバースのスパイダーマンが登場する、マルチバースを題材とした壮大な展開が描かれる。
このシリーズで密かな“裏”の話題になっていることといえば、いわゆる“東映版スパイダーマン”参戦の可能性だ。1978〜1979年に日本で放送され、近年ではインターネット・ミームとしてもカルト的人気を誇る存在。日本の特撮ヒーローを思わせる世界観で描かれた東映版には、後のスーパー戦隊への先駆けとされるオリジナル巨大ロボット「レオパルドン」も登場。いまや海外のファンからも愛されており、映画の原案コミック『スパイダーバース』にも登場したことがある。
実は前作『スパイダーバース』の際、THE RIVERが脚本・製作のフィル・ロード&クリス・ミラーに日本版スパイダーマッの登場可能性を聞いてみたところ、「現時点でお約束はできないが、登場させられたら本当にスペシャルなことになる」とのコメントを得ていた。それからまる4年、続編『アクロス・ザ・スパイダーバース』公開に向けて、THE RIVERでは再びフィル&クリスに直撃。この度の新作、またはその後編となる2024年公開予定の『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の2作のいずれかに、東映版スパイダーマンとレオパルドン登場の可能性はありますかと尋ねた。
するとフィルは、「わからないなぁ」と肩をすくめて不敵に笑った。続けてクリスは「えーっと、可能性はあります。ご期待ください!」と笑顔を見せ、登場予定を示唆する。
クリスは今回作の『アクロス・ザ・スパイダーバース』にも、サムライ・スパイダーマンやマンガ・スパイダーマンと呼ぶ日本に関係するスパイダーマンが登場すると紹介。ただ、「見つけられるかは分かりません」とも話したことから、背景のどこかに紛れ込むようなカメオ登場になるようだ。続けて後編『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』には「日本のスパイダー・キャラクターたちももっと登場しますよ」と予告した。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年6月16日、日本公開。まずはサムライ・スパイダーマンとマンガ・スパイダーマンを探してみよう。
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