「スター・トレック:ディスカバリー」クリンゴンの死者の船、セットに中世建築の影響あり ─ 美術スタッフの特典映像が公開

巧みな伏線や、映画のスケール並みの映像表現など、コアファンのみならずスター・トレック初心者でも十分に堪能できると話題のドラマ「スター・トレック:ディスカバリー」より、ディスカバリー号の宿敵クリンゴンの壮大な世界観が作られた秘話を美術スタッフが語る特典映像の一部が届けられた。
巨大なスケールのセットがタイムラプスで仕上がっていく様子は圧巻。手がけた美術スタッフは「クリンゴンの死者の船は、古代の建築や文化を参考にした。イスラム、トルコ、シュメール、ビザンチンの中世建築など古代文明のように見せたかった」と裏側を語り、「非常に複雑かつきめ細やか。多層式でできていて、かつて見たこともなり異世界」と分析する。「特に死者の船のブリッジは教会のように目立つ祭壇があって、トゥクヴマ(クリンゴンの指導者)の権威を表している。」と、ディスカバリー号と宇宙バトルを繰り広げる宿敵クリンゴンの壮大な世界観を垣間見ることができる。
脚本スタッフであるキルステン・バイヤーは、本作12話の構想を“スター・トレック史上初、女性4人だけで他に誰も入れず、スター・トレックの未来を決めることになる”と、とても重要なエピソードになると明かした。シリーズ初の女性主人公マイケルを象徴するかのような女性スタッフ陣の秘話に、期待も高まる。
「スター・トレック:ディスカバリー」Blu-ray BOX &DVD-BOXは好評リリース中。
Blu-ray BOX ¥12,800(税別) DVD-BOX ¥9,800(税別)
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト:http://paramount.nbcuni.co.jp/startrek-discovery/