『ジョン・ウィック』監督、日本で最強武術を習得して戦う『ブラック・サムライ』Netflixで映画化

『ジョン・ウィック』シリーズで知られるチャド・スタエルスキ監督が、人気小説『ブラック・サムライ』をNetflixで映画化することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
米作家マーク・オールデンによる小説『ブラック・サムライ』シリーズは1976年にも同名タイトルで映画化されたことがある。主人公は在日アメリカ兵のロバート・サンド。日本で伝説的な日本人の師と出会い、最強の武術を習得してブラック・サムライとなったロバートが、彼の大切なものを脅かす危険な勢力を阻止するミッションに乗り出す姿が描かれる。
スタエルスキがメガホンをとり、「HELIXX -黒い遺伝子-」(2014‐2015)「24:レガシー」(2017)などのリー・デイナ・ジャクソンが脚本を担当。監督は、『デイ・シフト』(2022)のジェイソン・スピッツ、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2012)のアレックス・ヤング、『カポネ』(2020)のジョン・ショーンフェルダー&ラッセル・アカーマンと共同製作総指揮も担う。アクションチーム、87Eleven Entertainmentも製作に加わる。
スタエルスキが監督でカムバックする『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『John Wick: Chapter 4(原題)』では、日本刀やヌンチャクを駆使した戦闘シーンもフィーチャーされるため、映画版『ブラック・サムライ』でもスタエルスキ流のサムライ・アクションが大いに期待できそうだ。
なおスタエルスキは、鎌倉時代の日本を舞台にした時代劇アクションゲーム『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』の映画版でも監督を務めることから、日本をモチーフにした企画が続くことになる。
▼ チャド・スタエルスキの記事
「『ジョン・ウィック』はリアリティがない」批判に監督が応答 ─ 「キアヌと僕はジョークをやっている」 『ジョン・ウィック』的ユーモア論 『ジョン・ウィック9』までのアイデアが存在?チャド・スタエルスキ監督、ノートに書き溜める 「金儲け」には興味なし 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』にはディレクターズ・カット版が存在する ─ 「10~15分ほど」の未公開シーンあり お披露目はいつ? 【ネタバレ】『ジョン・ウィック:コンセクエンス』階段アクション、キアヌ・リーブスがほとんどやっていた すごすぎ 【ネタバレ】『ジョン・ウィック:コンセクエンス』序盤の衝撃シーン、なぜ必要だったのか ─ 裏テーマは「葉隠」、「絆の話」と監督 深すぎる
Source:Deadline