セバスチャン・スタン&リリー・ジェームズ、声を枯らすために枕に顔を埋めて絶叫していた ─ 「パム&トミー」の役作りで

伝説のバンド、モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーと、パメラ・アンダーソンの世紀のスキャンダルを描いたドラマ「パム&トミー」。全身にタトゥーを施したトミー役のセバスチャン・スタンと、ブロンドヘア&派手なメイク姿のパメラにふんしたリリー・ジェームズの大変身ぶりが大きな話題となっているが、どうやら主演2人が変えたのはルックスだけではなかったようだ。
「パム&トミー」を宣伝するため米トーク番組「Jimmy Kimmel Live!」に揃って出演したスタン&ジェームズが、パメラ&トミーの声に似せるために行なった大胆な役作りについて明かしている。
「僕たちは、彼ら(トミー&パメラ)のインタビューで2人の声を何度も聴いたんです。それもしたし、シーンの間では枕に顔を埋めて実際に叫んだんですよ。自分の声をトミーのようなかすれ声にしたくて、リリーも同じことをしました。枕に叫んでた感じ。みんな、僕たちがトレーラー(控室)で、文字通り頭がおかしくなったんじゃないかと思ったんじゃないかな。」
さらにジェームズは、パメラに外見を似せるために眉毛を脱色し、入れ歯を装着したことも明かしている。
「パム&トミー」でメイクアップを担当したデヴィッド・ウィリアムズが米USA Todayのインタビューで語ったところによると、ジェームズの変身のために毎日撮影で4時間が費やされたという。ジェームズは人工の額(ひたい)を装着して特殊メイクを施し、眉毛を隠したとのこと。スタンに関しては、フェイク・タトゥーを体に貼るために体毛を剃り落としたそうだ。
実在の人物を演じるプレッシャーの大きさは想像に難くなく、スタンとジェームズは、トミーとパメラに成り切るために粉骨砕身したようだ。そんな2人の努力の結晶が観賞できる「パム&トミー」は、「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」にて日本初独占配信中。
Source:Jimmy Kimmel Live! , USA Today