伝説のお笑いコンビ、笑いと友情の晩年 ─ 実話映画『僕たちのラストステージ』4月19日公開決定、場面写真も到着

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)や『シュガー・ラッシュ』シリーズのジョン・C・ライリー主演、伝説のお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を描いた実話映画『Stan&Ollie(原題)』が、邦題『僕たちのラストステージ』として2019年4月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国の映画館で順次公開される(HIGH BROW CINEMA 配給)。このたび本編の場面写真も公開された。

物語の主人公は、チャールズ・チャップリンやバスター・キートンらと並んでハリウッドの映画創成期を支えたお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」。
1953年、かつて一世を風靡した二人はイギリスを訪れるが、全盛期が去って久しい彼らのホールツアーは空席だらけ。お互いを笑わせながらファンを取り戻していくが、ある日の口論をきっかけに、ハーディはコンビ解散を心に決める……。ともに人生を歩んできた二人が、晩年に友情や舞台の大切さに気づいていく、人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いたヒューマンコメディだ。

Corporation 2018
本作は2018年10月に第62回ロンドン映画祭のクロージング作品として上映されるや大きな感動を呼び、ジョン・C・ライリー&スティーヴ・クーガンの演技に絶賛が寄せられた。ゴールデングローブ賞ではジョン、英国アカデミー賞(BAFTA)ではスティーヴが主演男優賞にノミネートされ、米国の映画批評サイトRotten Tomatoesでは94%フレッシュ(1月18日現在)の高評価を獲得。さらに映画の舞台であるイギリスでは初登場1位の大ヒットとなっている。

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細身で皮肉屋のスタン・ローレルを演じるイギリス出身のクーガンは、マイケル・ウィンターボトム監督作品で主演を務め、脚本を兼任した『あなたを抱きしめる日まで』(2013)ではヴェネチア国際映画祭の最優秀脚本賞を受賞。ふくよかで陽気なオリバー・ハーディーを演じるアメリカ出身のライリーは、『ブギーナイツ』(1997)や『マグノリア』(1999)で一躍注目を集め、大作映画からミニシアター作品まで登場する名バイプレイヤー。『シカゴ』(2002)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
脚本を執筆したのは『あなたを抱きしめる日まで』をスティーヴ・クーガンと共に担当したジェフ・ホープ。監督は『フィルス』(2013)のジョン・S・ベアードが務めた。
映画『僕たちのラストステージ』は2019年4月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー。
『僕たちのラストステージ』公式サイト:http://laststage-movie.com/