「スター・トレック」ピカード艦長の新ドラマ、原題「スター・トレック:ピカード」に決定 ─ 米国では本編映像も上映される

パトリック・スチュワート主演、「新スタートレック」(1987-1994)のジャン=リュック・ピカード艦長を主人公とする「スター・トレック」新作ドラマシリーズのタイトルが「スター・トレック:ピカード(邦題未定、原題:Star Trek: Picard)」に決定した。製作を務める米CBSが発表した。
「スター・トレック」シリーズにピカード艦長が最後に登場したのは、映画『ネメシス/S.T.X』(2002)。「スター・トレック:ピカード」シーズン1は全10話構成で、その後のピカードの人生が描かれる。既報によれば、『スター・トレック』(2009)でスポックが語っていたように、ピカードと縁の深かった惑星ロミュラスが破壊されたことを受け、ピカードは宇宙艦隊を去ったという設定だという。
#StarTrek: Picard will stream exclusively on @CBSAllAccess in the United States, on Amazon #PrimeVideo in more than 200 countries and territories and in Canada on Bell Media’s @SpaceChannel and OTT service @CraveCanada. @StarTrekCBS @primevideouk https://t.co/f3mVPY449M pic.twitter.com/iDrmtDiQLg
— Star Trek (@StarTrek) 2019年5月15日
スチュワートやエグゼクティブ・プロデューサーのアレックス・カーツマン氏らは、早くも本作について「最低3シーズン」で構想しているとのこと。また第1話・第2話の監督には、「カウンターパート/暗躍する分身」(2017-2019)などのハネル・カルペッパーが就任。「スター・トレック」53年間の歴史で、ドラマのパイロット版や第1話を女性監督が手がけるのは今回が初めてとなる。
なおCBSは、2019年5月15日(米国時間)の自社プレゼンテーションにて「スター・トレック:ピカード」の短い映像を上映。出席したロブ・オーウェン氏によれば、宇宙艦隊の職員がスチュワート演じるピカードに「お名前をお聞かせ願えますか?」と尋ねるシーンだったという。なお、米BuzzFeedのケイト・アーサー記者は現場で撮影した写真をTwitterに投稿している。
A teeny look at the #StarTrek #Picard show coming to @CBSAllAccess. #Upfronts pic.twitter.com/1uiUkPi81r
— Kate Aurthur (@KateAurthur) 2019年5月15日
ドラマ「スター・トレック:ピカード(邦題未定、原題:Star Trek: Picard)」は2019年米国配信予定。なお米国ではCBS All Accessにて、その他200以上の国と地域ではAmazon Prime Videoにて配信される。日本での配信情報は今後の正式発表を待ちたい。
Sources: Star Trek, Rob Owen, Kate Aurthur, io9