DCドラマ「スターガール」製作決定! 重鎮ジェフ・ジョンズが脚本・製作、新映像配信サービスにて発表へ

DCコミックスの人気女性ヒーロー、スターガールを主人公とするドラマシリーズ「スターガール(邦題未定、原題:Stargirl)」の製作が決定した。ポップカルチャーの祭典「San Diego Comic Con 2018」で発表されたのち、米Deadline誌などが報じている。
On his spotlight panel, @geoffjohns announces a new addition to @TheDCUniverse lineup: Stargirl, on a mission to bring back the legacy of the Justice Society! #DCSDCC pic.twitter.com/kbKyjMSuRe
— DC (@DCComics) 2018年7月19日
ヒーローチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ」の一員であるコートニー・ウィットモア/スターガールは、母親の再婚相手であるパット・デュガンの持っていたスーツとベルトをパーティーに持ち出したところ襲撃を受け、そこからヒーロー活動を始めていくという異色のキャラクター。今回のドラマ版では「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ」と結束して過去・現在のヴィランと対決することになるという。
なおスターガールというキャラクターは、ドラマ「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)や「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)に登場済み。「レジェンド・オブ・トゥモロー」は2018年現在も進行中だが、世界観を共有するか否かは不明だ。

ドラマ「スターガール」は、DCコミックスの提供するサブスクリプション・サービス「DCユニバース(DC Universe)」にて2019年に全13話が配信される予定。同サービスから配信されるオリジナルのドラマ作品としては、「タイタンズ(邦題未定、原題:Titans)」「スワンプシング(邦題未定、原題:Swamp Thing)」「ドゥーム・パトロール(邦題未定、原題:Doom Patrol)」に続いて4作目となる(アニメ作品を含めると6作目)。米国ではサービスへの登録受付がスタートしているが、2018年7月20日現在、残念ながら日本からは登録することができない(ウェブサイト)。
「スターガール」の脚本・製作総指揮を務めるのは、先日DCコミックスを退社した重鎮ジェフ・ジョンズ。今でこそDCのコミックやドラマ、映画などに幅広く携わっているジェフだが、スターガールは1999年に彼がDCで初めて生み出したキャラクターだった。1996年に飛行機事故でこの世を去った妹の存在が、このキャラクターの根底にはあったという。
「このスーパーヒーローを祝福するストーリーは、僕が一番最初に描きたいと思ったものでした。なぜなら、それは自分にとって非常にパーソナルなことだったから。このキャラクターを若々しく描き、継承し、先へと進めていくことは、今の僕にとっても大切なことだと思うのです。」
ジェフのほか、製作総指揮には「ARROW/アロー」(2013-)や「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)などを手がけるヒットメーカー、グレッグ・バーランティも名を連ねた。先日発表された「バットウーマン(仮題)」にも参加している彼にとって、本シリーズは2019年に放送される16作品目のプロジェクトとなる。
ドラマ「スターガール(邦題未定、原題:Stargirl)」は2019年にDC Universeにて配信予定。同サービスは日本でも開始されるのか、それともオリジナル作品だけが別のかたちで入ってくることになるのか……。日本での放送・配信情報も気になるところだ。
Sources: Deadline, ComicBook.com
Eyecatch Image: ドラマ「レジェンド・オブ・トゥモロー<セカンド・シーズン>」ブルーレイ&DVD発売中 ©2017 Warner Bros. Entertainment Inc. DC’S LEGENDS OF TOMORROW™ and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics