ハリー・スタイルズ&リリー・ジェームズ、LGBT題材の新作映画で出演交渉中 ─ 妻持ちの警官と職員男性の三角関係描く

『ダンケルク』(2018)などで知られる歌手・俳優のハリー・スタイルズと『ベイビー・ドライバー』(2017)『イエスタデイ』(2019)のリリー・ジェームズが、LGBT題材の小説「My Policeman」を原作とする新作映画(タイトル未定)で出演交渉に入っていることがわかった。米Deadlineが報じている。
「My Policeman」は、2012年に出版されたイギリス人作家ベサン・ロバーツによる人気小説だ。1950年代後半、英イングランドの都市ブライトン。警察官トム・バージェスは、教師を務めるマリオンから思いを寄せられる。当時の社会的制約もあり、トムはマリオンと結婚するも、その意中には博物館の男性職員パトリックがいた。トムとパトリックは情熱的な関係を築く一方で、マリオンは嫉妬に駆られていき…。
脚本を務めるのは『フィラデルフィア』(1993)でアカデミー賞ノミネートされたロン・ナイスワーナー。監督には、トニー賞やローレンス・オリヴィエ賞を受賞した舞台演出家マイケル・グランデージが就任している。製作は、「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)「ARROW/アロー」(2012-2019)などのグレッグ・バーランティや『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)サラ・シェクターらが務める。撮影は2021年夏に開始予定とのこと。
『ダンケルク』で役者デビューを飾ったハリーは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)オリヴィア・ワイルド監督の新作映画『Don’t Worry Darling(原題)』に出演予定。一方、近年話題作への出演を重ねるジェームズは、アルフレッド・ヒッチコック監督『レベッカ』(1940)のNetflixによる再映画化作品を控えている。
Source: Deadline, The Guradian