『シュガー・ラッシュ:オンライン』に『スター・ウォーズ』カイロ・レン登場の案、ルーカスフィルムに断られていた

歴代のディズニー・プリンセスをはじめ、ディズニー関連作品の中から様々なキャラクターたちが果たしたカメオ出演も楽しい『シュガー・ラッシュ:オンライン』には、惜しくも登場できなかった人気キャラクターもいたという。『スター・ウォーズ』のカイロ・レンだ。
この記事では、『シュガー・ラッシュ:オンライン』の内容に触れています。
ルーカスフィルムが断った理由
『シュガー・ラッシュ:オンライン』では、ヴァネロペがインターネットの世界の中でディズニーの公式サイトのひとつ「Oh My Disney」を訪れる。そこはディズニー・キャラクターが勢揃いする夢のような場所で、バズ・ライトイヤーやベイマックス、アイアンマンたちがゲストを迎えていた。ディズニー傘下『スター・ウォーズ』ユニバースも見られ、ファースト・オーダーのストーム・トルーパーたちが警備にあたっていた。
監督のリッチ・ムーアとフィル・ジョンストンが米IGNに語ったところによれば、ここにカイロ・レンを登場させる案があったという。それも、カイロが駄々をこねるというジョークだった。しかしルーカスフィルムがこれを嫌って、実現には至っていない。
「ルーカスフィルムを訪れて、こういうことをやろうと思うんです、と説明しました。すると彼らの返答は、“まぁ、駄々っ子っていうのは止めてもらえるかな。彼はヴィランだからね、それはちょっと止めてほしいな”というものでした。我々も、その意見を尊重したのです。」
カイロ・レンは、ディズニーによる続三部作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)に登場するヴィラン。ダース・ベイダーやダークサイドを崇拝する若く不安定な存在で、物事がうまくいかないと癇癪を起こしやすい。『最後のジェダイ』では新たな成長が描かれていたこともあり、ルーカスフィルムもキャラクターの「イメージづくり」には慎重だ。
一方で、プリンセスの執事役としてC-3POの出演は許されていた。こちらについてフィル・ジョンソンは「キャラクター性にかなっていると思う」と満足げだ。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/sugarrush-ol.html
Source:IGN