会員登録

Search

『頭文字D』ハリウッド実写映画、『ワイスピ』ハン役サン・カンが監督へ ─ 「『ロッキー』や『ベスト・キッド』に近い」

サン・カン
Photo by sagindie https://www.flickr.com/photos/39775299@N00/392388898/

『ワイルド・スピード』シリーズのハン役で知られるサン・カンが、日本発の大人気漫画「頭文字D」を実写映画化することがわかった。香港のSouth China Morning Postで明かしている。

しげの秀一による「頭文字D」は、峠道を高速走行する走り屋の若者たちを描いた大人気漫画。1995年から2013年まで「週刊ヤングマガジン」で連載され、多くのレーシングドライバーたちに影響を与えたことで知られる。1998年にはテレビアニメも放送開始となった。

プライベートから大の車好きとして知られるサン・カンは、実写映画化企画で監督を務める。カンは企画の中身について「車とドリフトとか、カッコいいもの」とシンプルに表現しながら、作風を「『ロッキー』や『ベスト・キッド』に近いです。自分の車愛を表現できる、楽しくて、大きな予算のついた映画です」と予告している。直近では、カーレースを題材に少年の成長物語を描いた『グランツーリスモ』(2023)が公開された。

現時点で、配給担当や製作会社の名前は明かされていないが、“大きな予算”が見込まれていることから、大手スタジオがバックにつく可能性もありそうだ。「頭文字D」の実写映画化は、2005年に香港で『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』が製作されているが、初のハリウッド映画化となるか。

『ワイルド・スピード』シリーズのハン役で一躍ブレイクを果たしたカンは、2012年にミニシリーズ「Acting for Action with Sung Kang」で監督デビュー。2022年にはホラー・コメディ『Shaky Shivers(原題)』で初の長編監督作品を手がけた。実現すれば監督作品3作目となる「頭文字D」映画化企画は、カンの野心作としても期待できそうだ。

Source:South ChinaMorning Post

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly