「スーパーナチュラル」サム役俳優、シリーズ完結に「これからも不滅」 ─ 兄ディーン役「弟よ、これで終わりだ」

15年の歴史に幕を下ろすことになる人気“超常現象”ドラマ「スーパーナチュラル」。現在は完結編となるシーズン15の撮影の真っ只中だ。撮影にあたって、シリーズの看板を背負ってきたサム・ウィンチェスター役ジャレッド・パダレッキがInstagramで感謝を伝えると共に、“「スーパーナチュラル」はこれからも不滅”という嬉しい言葉を綴っている。
シーズン15の撮影は、コロナ禍による中断を経て2020年8月18日(現地時間)にカナダ・バンクーバーで再開。パダレッキと共に兄弟役としてシリーズを引っ張ってきたディーン・ウィンチェスター役のジェンセン・アクレスは、最終話の脚本を手に取り、シリーズ完結を惜しんでいた。パダレッキもアクレス同様にこれまでの15年間への心境を明かしている。
「最終シーズン、最終話(の撮影)の初日に向かっている時に、『スーパーナチュラル』と『スーパーナチュラル』ファミリーの全てが僕にどれだけ大切なのかを感謝せずにいられませんでした。控えめに言っても素晴らしい旅でした。」
パダレッキは、“「スーパーナチュラル」はこれからも不滅だと願っています”というファンへの言葉と共に投稿を締めくくった。なお、この投稿にはアクレスが「さあ、始めるぞ。弟よ。これで終わりだ」とコメント。作中でディーンがサムに同様の言葉をかけている姿を想像してしまいそうになるが…。
米CW局製作・放送の「スーパーナチュラル」は、ディーンとサムのウィンチェスター兄弟が、アメリカ各地を旅しながら怪物や悪霊、悪魔、天使などの“超常現象”との戦いに挑むファンタジー・ホラー作品。元は映画として構想されていた本シリーズだが、2005年から15年続く長寿ドラマとなり、世界中で愛されてきた。
シーズン前半は、2019年10月より米国にて放送が開始されており、現在はシーズン折返しとなるエピソード14以降の放送が2020年10月8日より控えられている。最終話となる20話は11月19日に放送予定だ。