『スター・ウォーズ』新作映画、タイカ・ワイティティ監督が脚本を執筆開始

『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ジョジョ・ラビット』(2019)のタイカ・ワイティティ監督が、『スター・ウォーズ』新作映画(タイトル未定)の脚本作業に着手していることがわかった。
英BBCのインタビューに登場したワイティティは、次回作について尋ねられるや「脚本を書いているところです」と答えた。「“それって『スター・ウォーズ』のことですか?”って感じですよね。どう答えるべきなのかな…イエスです」。ワイティティらしいジョークも交えた語り口だが、現時点で作品のアイデアなどは何も語られていない。
ワイティティが『スター・ウォーズ』の新作映画を手がけるとの話題は、2020年1月に契約交渉の第一報が伝えられたのち、同年5月4日(スター・ウォーズの日=May the 4th)に正式発表された。ワイティティは脚本・監督を務め、共同脚本には『1917 命をかけた伝令』(2019)のクリスティ・ウィルソン=ケアンズが就任している。なおワイティティは、『スター・ウォーズ』初のドラマシリーズ「マンダロリアン」(2020-)でIG-11の声を担当、シーズン1最終話の監督として絶賛を浴びた実績の持ち主だ。
本記事現在、ワイティティは次回作『Next Goals Win(原題)』の撮影を終えており、2021年初頭には『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の撮影に着手予定。ディズニー/ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ』の新作映画を2023年・2025年・2027年に公開予定だが、ワイティティの新作がいずれかにあてはまるのか、そうでないかは発表されていない。そういえば、製作保留になったハリウッド版『AKIRA』は……?
Source: BBC