アンソニー・マッキー主演の幻覚SFスリラー映画、米予告 ─ 謎のドラッグ、時空間超えた恐怖のトリップ

『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズのファルコン/サム・ウィルソン役や「オルタード・カーボン」(2018-2020)などで知られるアンソニー・マッキーと『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズのジェイミー・ドーナン共演の新作SFホラー映画『シンクロニック(原題:Synchronic)』の米予告編が公開された。
舞台は米ルイジアナ州ニューオーリンズ。脳腫瘍と診断された救急医療士スティーブ(マッキー)を主人公に、“シンクロニック(Synchronic)”と呼ばれる脱法ドラッグを巡って展開されるSFスリラーだ。
同僚で長年の親友デニス(ジェイミー・ドーナン)と気味の悪い殺人事件現場で“シンクロニック”を発見したスティーブはこの薬を口にしてしまう。周りでは、デニスの長女が突然失踪するという怪奇も発生。次第に、スティーブに知覚に関する異変が起こり始めていき…。
スティーブとデニスは薄闇に包まれた現場に足を踏み入れる。“シンクロニック”。机に置かれた小さな袋を発見した2人は、放心状態さながらの女性の姿を見る。一方で、脳腫瘍と診断されるスティーブ。「もう手の施しようがないですね。放射線治療もできません」と医師から告げられる。異変に気づいたデニスは「何があったんだ?」と問いただすも、スティーブは黙りこんだままだ。
「自分がやってることに意味があると知りたいんだ」。スティーブは“シンクロニック”に手を出してしまう。すると、光の点や空間の歪曲など、知覚に異常が起き始める。極寒の地、火に包まれた村、広大な砂漠…。空間を超えた幻覚をも見るようになるスティーブ。「お前は現実がわからないんだよ」。現実と非現実の境を見失ったスティーブをデニスが諭す。「時計の針が刻み続けている」「時間は幻覚だ」。不可解な言葉を発するスティーブに映るものは、現実なのか。それとも…?
監督を務めるのは、『アルカディア』(2014)『モンスター 変身する美女』(2017)でタッグを組んできたジャスティン・ベンソンとアーロン・ムアヘッド。脚本はベンソンが執筆した。マッキー、ドーナンのほか共演者には「レギオン」(2017-2019)のケイティ・アセルトン、「バッドランド ~最強の戦士~」(2015-2019)のアライ・ヨアニデスらが名を連ねている。
映画『Synchronic(原題)』は、2020年10月23日米公開予定。
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