『ターミネーター』最新作、仮タイトルは『ダーク・フェイト』 ─ 正式決定にあらず、ジェームズ・キャメロンが明かす

アーノルド・シュワルツェネッガー主演、『ターミネーター』シリーズの新作映画(タイトル不明)が、仮タイトル『ターミネーター:ダーク・フェイト(Terminator: Dark Fate)』として進行していることがわかった。プロデューサーを務めるジェームズ・キャメロンが、米Yahoo! Entertainmentにて明かしている。
人気SFアクション『ターミネーター』シリーズの通算6作目となる本作は、『ターミネーター2』(1991)の正統な続編。T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガー、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが出演するほか、同作を手がけたジェームズ・キャメロン監督もプロデューサーとして再登板している。
このたびキャメロンはインタビューにて、来たる最新作について「『ターミネーター:ダーク・フェイト』と呼んでいます」と発言した。ただしキャメロンが、「これは現在のワーキングタイトルです」と述べていることに注意しておきたい。
「ワーキングタイトル」とは、製作チームがあくまで内部用に設定する仮のタイトルのこと。今後『ダーク・フェイト』がそのまま正式タイトルとなる可能性もあるが、現時点でタイトルとして決定したわけではないのである。
キャメロンにバトンを託され、本作で監督を務めるのは『デッドプール』(2016)のティム・ミラー。キャメロンはミラー監督への信頼を語りつつ、シュワルツェネッガー&ハミルトンのコンビが本作にとっていかに重要かを強調している。
「僕は、“アーノルドが関わらないのなら、この映画には参加できない”と(スタジオ側に)言ったんです。それから、ファンのみなさんはサラ・コナーをもう一度観たいだろうとも。ファンのみなさんは本物のサラ・コナーを、彼女がどんな時間を過ごして、どんなに辛い未来を生きてきたのかを観たいだろうと思いました。」
このコメントからは、あくまで仮タイトルながら、『ダーク・フェイト』という言葉に秘められた複雑な意味合いが早くも浮かびあがってくるかのようだ。正式タイトルの発表、そして予告編の到着を楽しみにしておこう。
本作には新キャストとして、ダニ・ラモス役のナタリア・レイエス、『ブレードランナー 2049』(2017)のマッケンジー・デイヴィス、ダニ・ラモスの兄を演じるディエゴ・ボネータ、そして新たなターミネーター役でドラマ「エージェント・オブ・シールド」(2013-)のガブリエル・ルナが出演する。
映画『ターミネーター:ダーク・フェイト(仮題、Terminator: Dark Fate)』は2019年11月1日に米国公開予定。本撮影は2018年6月から11月にかけて、ハンガリー、イギリス、スペイン、メキシコにて実施された。
Source: Yahoo