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タランティーノ版『スター・トレック』実現すればR指定作品に ─ 「僕がやるならR指定ですよ」

クエンティン・タランティーノ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19702707206/

『レザボア・ドッグス』(1992)『パルプ・フィクション』(1994)『ヘイトフル・エイト』(2015)などのクエンティン・タランティーノが企画している『スター・トレック』新作映画(タイトル未定)は、やはりタランティーノ節満載のR指定作品となるようだ。

Empireに登場したタランティーノは、自身の原案による『スター・トレック』が、“汚い言葉が詰まった”映画になることを認め、「R指定作品です。僕がやるならR指定ですよ」との指針を明かした。以前、レナード・“ボーンズ”・マッコイ役のカール・アーバンは、宇宙の恐ろしさを描く、ホラー要素を含む作品をタランティーノが目指している可能性を示唆していた。企画やストーリーの詳細は不明だが、やはりただでは終わらない一本となりそうだ。

最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年8月30日公開)のため多忙のタランティーノに代わり、本作の脚本は『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のマーク・L・スミスが執筆中。Empireは「脚本家チームが作業にあたっている」と伝えているが、いずれにせよ脚本作業は着々と進行しているようだ。タランティーノいわく、「脚本はすでに存在します。僕も加わらなくてはいけないんですが、まだそれができていなくて」

2019年5月上旬、タランティーノは『スター・トレック』について「実現の可能性は非常に高い」と語っていた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開後、脚本作業に合流し、企画は本格的に前進していくことになるとみられる。

タランティーノ、『ジャンゴ』続編報道も

Source: Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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