シャイア・ラブーフ出演、デヴィッド・エアー監督最新作『The Tax Collector』米予告編 ─ 税金をギャングから巻き上げる二人組を描く物語

『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ、『スーサイド・スクワッド』(2016)のデヴィッド・エアー監督がタッグを組む犯罪映画『The Tax Collector(原題)』の米国版予告編が到着。2020年8月7日から米国にて劇場・配信されることがわかった。
物語の主人公は、税徴収人(Tax Collector)であるクリーパーとデヴィッド。彼らはギャングのボスであるウィザードから、町のギャングたちによる非合法的な取引の売り上げを一部徴収していた。「俺のことを知っているのか?」「悪魔だと聞きました」。予告編では、クリーパーがギャングの仲間らしき男を尋問しているところから始まる。
「ロサンゼルスで暮らす全てのギャングは税金を収める必要がある」。無法者のクリーパーとデヴィッドの前では、ギャングでさえ為す術もないことを示唆するかのような言葉が聞こえる。誰の声なのかは不明だが、二人に怯える何者かであることは確かだろう。そして、クリーパーが拳銃や電気ドリルで、ギャングを相手に容赦なく税金を徴収していく姿が映し出される。
ところが、“悪魔のような”デヴィッドにも守らなければならない大切な妻と子供がいた。そんな家族と仲睦まじく過ごしていた中、ウィザードの古い宿敵がメキシコからロサンゼルスに戻ってきたことで、二人のビジネスは終わりを迎えてしまう。「お前は誰だ?」「俺は未来だ、お前は過去だ」。宿敵が率いる武装組織にデヴィッドの子供が攫われてしまう。絶対絶命の窮地に立たされたデヴィッドはクリーパーと共に家族を取り戻すため、そしてビジネスを続けるべく、武装集団との激しい縄張り争いを繰り広げていく……。
本作の作風はデヴィッド・エアー監督が過去に手掛けた『トレーニング デイ』(2001)『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)に近いものに回帰していると伝えられており、予告編で登場したアクションシーンからもその様子を伺える。出演者にはクリーパー役を演じるシャイア・ラブーフの他、デヴィッド役に「ナルコス:メキシコ編」(2018)のボビー・ソト、「グリーンハウス・アカデミー」(2017-)のシンシア・カルモナ、『スマーフ』シリーズの声優などで知られるコメディアン&俳優のジョージ・ロペスらが出演している。
— David Ayer (@DavidAyerMovies) June 30, 2020
映画『The Tax Collector(原題)』は2020年8月7日に米国で劇場公開・映像配信予定。
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Source: Collider