『東京コミコン2022』フィナーレに超豪華ゲスト大集合、全11名が奇跡の共演

2022年11月27日(日)、3年ぶりのリアル開催となった『東京コミコン2022』が幕を閉じた。3日間の締めくくりとなるグランドフィナーレのステージには、このイベントのため来日したスターたちが再び一挙集結。カレン・ギラン、クリストファー・ロイド、ジェームズ・マカヴォイ、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミド、ダニエル・ローガン、アンディ・サーキス、ジョセフ・クイン、ジェイミー・キャンベル・バウアー、マイケル・パレ、ヴァーノン・ウェルズが集合した。
まずはMCの米本学仁&GOWが登場し、ふたりの呼び込みでアンバサダーのAKIRAが登場。イベントに参加した感想を「ものすごいエネルギーでした。僕もブースに行ったんですが、本当に盛り上がっていて、これからのコミコンが楽しみになりました」と語った。
AKIRAは「僕も映画やドラマに出させていただくので、セットや美術の展示は印象的ですし、コスプレイヤーのみなさんが楽しみながら盛り上がってくださったことで会場の空気が温まりました。いろんな方々が足を運んでくださって成立したと思います。ありがとうございます」と感謝を述べた。ステージを盛り上げたMCふたりをねぎらうと、客席からも大きな拍手が上がった。
続けてステージには、『東京コミコン2022』を彩った豪華セレブが一挙に登壇。マーベル・コミックのC・B・セブルスキー編集長も登場し、「たいへん楽しかったです。もうすぐ終わるんですね、ちょっとさみしい、泣きそうです」とひとこと。続いて、ゲストそれぞれの挨拶が行われた。
『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレは「楽しみました!」、『マッドマックス2』のヴァーノン・ウェルズは「かたじけない」とそれぞれ日本語で挨拶。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ネビュラ役のカレン・ギランは、ふたりの挨拶を受けて「英語しか喋れないんですよ」と口にし、「ありがとうございました。最高でした、みんな大好き!」と呼びかけた。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドク役のクリストファー・ロイドは「みなさん大好きです!永遠に!」。
『スター・ウォーズ』アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンは「素敵な時間でした。みなさんに感謝します!」。
同じく『スター・ウォーズ』パルパティーン役のイアン・マクダーミドも「ありがとうございます、心から。悪の道にフォースがもたらされる、とても良い時間でした」と語った。
『X-MEN』プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイは、「僕が感謝したいのはただひとりだけ、最前列の……」と冗談めかしたあと、「最高の時間でした。温かく迎えてくださり、声をかけてくださり、支えてくださって感謝しています。日本にお招きいただいてうれしいです。ありがとうございます」。
マーベル、DC、スター・ウォーズを制覇するアンディ・サーキスは、「僕の気持ちを伝えられる言葉はひとつだけ」と言い、『ロード・オブ・ザ・リング』ゴラムの声色にて「プレシャス(precious)」。客席からは大きな歓声が飛んだ。
『スター・ウォーズ』ボバ・フェット役のダニエル・ローガンは、年々堪能になっていく日本語で「ありがとう! またね来年! ありがとう、ありがとう、ありがとうございます!」。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」エディ役のジョセフ・クインは、「魔法のような時間をありがとうございました。最高でした」。
同じく「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役のジェイミー・キャンベル・バウアーは「本当にありがとうございました。とてもうれしく、感動しました。素敵な心遣いに感謝します」と述べたあと、「サンキュー」を5回繰り返した。
なお、マーベル・コミックのC・B・セブルスキー編集長も、日本語で「日本のファンたち、最高!」と一言。
挨拶のあと、アンバサダーのAKIRAから、サプライズで誕生日のお祝いが。ジェイミー・キャンベル・バウアーは11月22日、カレン・ギランは11月28日生まれとあって、花束の贈呈と、ステージにはコミコン仕様のバースデーケーキが登場した。
さっそくケーキのチョコレートをかじったジェイミーは「美味しい! 残りはあとで食べます」、カレンも「最高! 顔を突っ込みたいくらいだけど、ここではやりません」と笑顔を浮かべた。お祝いムードのステージでは、一同がふたりを祝い、談笑する場面も。
客席から手拍子が起こる中、ジェイミーとカレンを中央に、一同が並んでの記念撮影。『東京コミコン2022』に続いて、2023年5月5日~7日に『大阪コミコン2023』が開催されることが改めて発表されたのち、3日間のステージに出演した杉山すぴ豊、放課後プリンセスの関根ささらも登壇した。
最後に出演者一同がステージに並ぶと、「東京コミコン最高!」の掛け声をきっかけに、金色のテープが客席に向けて発射された。最後に客席を背にしての写真撮影が行われ、スターたちは手を振りながら退場。リアル開催ならではの祝祭感の中、『東京コミコン2022』は幕を閉じた。