『TENET テネット』新ビジュアルと映像2種が公開、時間の逆行に迫る

クリストファー・ノーラン監督最新作、2020年最も注目を集める1作『TENET テネット』より、謎につながる新ビジュアル2点と15秒映像が公開となった。
『TENET テネット』15秒映像
エージェント編
キーワード編
本作の最大の謎の一つと言えるのは時間の逆行だ。横転クラッシュから元に戻るカーアクションや、撃った弾が銃に戻っていくなど、斬新な映像が続々と登場。未来へ向かって進む者と、逆行する者が、同じ時間軸で交錯する特殊なアクションシーンが見どころとなる。
新たに公開となったビジュアルでも、主人公演じるジョン・デイビット・ワシントン2人が対称にレイアウトされ、主人公の反対側にはマスクを装着したもう一人が配置。このマスクが本作のキーアイテムとなるのだろうか?
「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」──主人公に課せられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた現在から未来に進む〈時間のルール〉から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。
ミッションのキーワードは〈TENET(テネット)〉。突然、国家を揺るがす巨大な任務に巻き込まれた名もなき男(ジョン・デイビット・ワシントン)とその相棒(ロバート・パティンソン)は、任務を遂行する事が出来るのか。
世界7か国を舞台にIMAX®カメラで撮影、時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、驚異のスケールで放つ極限のタイムサスペンス超大作が、あなたの常識を一瞬で吹き飛ばす。
混沌とした世界情勢の中で本作の劇場公開はまさに、映画館でしか体験出来ない映像体験を更新し続けてきたクリストファー・ノーラン監督ならではのメッセージが込められている。
7月10日(金)からは『TENET テネット』の公開を記念して、ノーラン代表作のひとつ『ダークナイト』IMAX®&4D版が緊急公開。4D上映は今回が初だ。
IMAX®版の本編前には、約6分間の『TENET テネット』プロローグが上映される。プロローグで描かれるのは、主人公が潜入する“とあるミッション”。衝撃的な〈時間の逆行〉シーンをはじめ、一瞬たりとも見逃し出来ない緊張感あふれるスリリングな展開を、一足先にビッグスクリーンで体感できる。
映画『TENET テネット』は2020年9月18日(金)全国ロードショー。
▼『TENET テネット』の記事
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