『TENET テネット』週末興収No.1、早くも7.5億円を突破 ─ IMAXメイキング映像も公開

クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』が、2020年9月18日(金)に公開され、週末興行ランキングの第1位を獲得。さらに、公開後5日間の累計興行収入が7億5,000万円を突破するロケットスタートとなったことがわかった。全世界興行収入は260億円を突破し、全米でも3週連続No.1を記録している(9月20日時点、Bof Office Mojo調べ)。
本作は9月18日(金)~19日(土)の2日間で、興行収入3億2,678万5,290円、観客動員数19万9,559名を記録。これはノーラン監督の過去作品である『ダンケルク』(2017、最終興収16億4,000万円)や『インターステラー』(2014、最終興収12億8,000万円)のオープニング成績をしのぐ高成績だ。なお、洋画作品が週末興行ランキングの第1位を記録したのは、6月19日に公開された『ドクター・ドリトル』以来3か月ぶりとなる。
また、9月18日(金)~9月22日(火・祝)の5日間では累計興行収入7億5,299万6,550円を記録。注目すべきはノーラン監督こだわりのIMAX上映で、ただいま日本国内では38スクリーンで実施されており、IMAX上映の興行収入がなんと全体の24%を占めている。このたび、IMAXならではの撮影や魅力を明らかにするIMAX特別メイキング映像も公開された。
常に最高の映画体験を目指すノーランは、『TENET テネット』で世界7カ国を舞台に、70ミリフィルムのIMAX®カメラを駆使し、ありとあらゆる“本物”を使って撮影を敢行。本物のジェット飛行機を爆破し、8キロに及ぶ高速道路を3週間封鎖したカーチェイスを描くなど、想像を上回る大規模な撮影は、IMAX®の臨場感、没入感が最大限に発揮されるシークエンスだ。
公開された特別映像にて、ノーラン監督は「IMAXはとてつもない力で、観客をストーリーに引き込みます。ストーリーを追体験し、『TENET テネット』の世界に極限まで没入できます」と自信をにじませた。なんと本作、使用されたIMAX®カメラの数も撮影時間も過去最多なのである。
映画『TENET テネット』は2020年9月18日(金)より全国公開中。
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