タロン・エジャトン主演『テトリス』予告編 ─ あのテトリスをめぐる実話スリラー

『ロケットマン』(2019)『キングスマン』(2021)のタロン・エジャトン主演、Apple TV+のスリラー映画『テトリス』の予告編が公開された。世界的人気ゲーム「テトリス」はそのシンプルさで知られているが、本作ではテトリスをめぐる複雑な実話が明らかとなる。
1988年にテトリスを発見したセールスマン、ヘンク・ロジャース(タロン・エジャトン)は、考案者のアレクセイ・パジトノフ(ニキータ・エフレーモフ)に会うため、危険を冒してアメリカから冷戦下のソビエト連邦に渡る。2人は協力して、このゲームを大衆に広めるために奔走するが……。
予告編では、エジャトン演じるロジャースがさまざまな企業を訪問し、「5分プレーしただけで今も夢に出てくる」「クセになるというより頭から離れない」とテトリスを売り込む場面が登場。ロジャース&パジトノフはゲームボーイ版の権利取得を試みるが、事態は暗転。党の権力者が、ロジャースとその家族を監視していることに気づく。
キャストはエーガトンとエフレーモフのほか、ソ連最後の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフ役を『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)のマシュー・マーシュ、英メディア王ロバート・マックスウェル役を「ザ・ミッシング ~囚われた少女~」(2016)のロジャー・アラム、そして任天堂の故・山内溥元社長役を『47RONIN』(2013)の伊川東吾が演じる。ヘンク・ロジャースの妻役には、文音が起用された。
監督を務めるのは、『フィルス』(2013)『僕たちのラストステージ』(2018)のジョン・S・ベアード。脚本は、ドラマ「ジーニアス」(2017-)のノア・ピンクが執筆した。
『テトリス』は2023年3月31日よりApple TV+で独占配信。
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