『トランスフォーマー/ビースト覚醒』はシリーズ史上最大の戦いが描かれるとプロデューサーが予告

実写映画『トランスフォーマー』シリーズ待望の最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』でプロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラによれば、同作では「シリーズ史上最大の戦い」を予告している。
米Comicbook.comによると、2023年3月10日より米テキサス州オースティンにて開催中のイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に『ビースト覚醒』のキャスト&スタッフが登壇。ボナヴェンチュラはリブートとなる新作について、「観客の皆さんが、ロボットと会話をしている人物の身になることが重要」だとし、こう説明している。
「幸い、これらのロボットたちはご覧のように、それ自体のスケールが巨大です。実のところ、これは難しい点で、監督も撮影監督も、人間とロボットの相対的なスケールを把握するために懸命に努めなければならなかったんです。
本作の一端を担うのは冒険体験であり、非日常的な場所を探してキャラクターを連れて行く必要があったので、私たちはマチュピチュを選びました。なぜなら、まず第一にペルーで撮影された非常に小規模な映画以外、そこで撮影された映画は本作が初めてだからです。人々が経験したことのないものだからこそ、壮大さがあるのです。
多くの人が“スケールが大きい”と語っていますが、私は壮大な叙事詩に想いを馳せ、ビジュアル面に加えてバトルシーンにも力を入れました。それは、これまでのシリーズで最大の戦いの一つです。だから、観客の皆さんが僕たちに期待している体験が、そのスケールになるよう強く意識しているんです。」
説明の必要はないと思うが、マチュピチュは南米ペルーにある「空中都市」。空と地が一緒になったような美しさを誇る「天空の城」でロケが敢行されたとなれば、過去シリーズを上回る壮大で美しい冒険や戦いが期待できそうだ。公開されている予告編映像でも、オートボットたちの壮大な戦いの一部が切り取られている。
ボナヴェンチュラが大きな自信を覗かせた最新作の舞台は、1994年。公式概要では、「14年前、初代『トランスフォーマー』で世界中の映画ファンを魅了したアクションとスペクタクルに再び挑む『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は90年代の世界を巡る冒険へ観客を誘い、すでにオートボットとディセプティコンが地球上で繰り広げている戦いに、マキシマルズ、プレダコンズ、テラーコンズが参戦する」と紹介されている。
南米でオートボットと壮大な冒険に乗り出す人間のキャラクター、ノア役で『イン・ザ・ハイツ』(2021)のアンソニー・ラモス、エレナ役で『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)のドミニク・フィッシュバックが出演。声優陣には、スカージ役でピーター・ディングレイジ、マクシマルズのエアラザー役でミシェル・ヨー、オートボットのミラージュ役でピート・デヴィッドソン、アーシー役でライザ・コジ、ストラトスフィア役でジョン・ディマジオ、ライノックス/バトルトラップ役でデヴィッド・ソボロフ、ナイトバード役でMJ・ロドリゲス、ホイルジャック役でクリスト・フェルナンデス、リーク役でトベ・ンウィーグウェが名を連ねる。監督を務めるのは、『クリード 炎の宿敵』(2018)のスティーブン・ケイプル・Jr.。
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2023年6月9日に米国公開。日本公開は夏。
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