『トランスフォーマー/リベンジ』スティーヴン・スピルバーグが絶賛していた ― 当時「マイケル・ベイ史上最高傑作かも」

映画『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)は、マイケル・ベイ監督による『トランスフォーマー』シリーズの第2作にして、ファンの間で大きく賛否の分かれた作品だった。しかし劇場公開以前、この映画を当時のベイ監督にとっての「最高傑作かもしれない」と絶賛した人物がいる。製作総指揮を務めた、巨匠スティーヴン・スピルバーグだ。
本作が劇場公開を迎える約2ヶ月前にあたる2009年4月14日、ベイ監督は自身のウェブサイトにて、スピルバーグと二人きりで『トランスフォーマー/リベンジ』の試写を観たことを明かしていたという。米ScreenRantが伝えている。
「今日、100人入れるソニーの大きなシアターで、スティーヴン・スピルバーグが僕の隣に座っていました。(そのほか)98のシートは空っぽ。『トランスフォーマー/リベンジ』を僕が編集したものを観たあと、灯りが点くと、彼は僕を見て“すばらしい”と言ってくれました。この映画は前作(『トランスフォーマー』)よりも良い、もしかすると僕の映画で一番良いかもしれないと思ったそうです。この時点で僕たちが客観性を失い始めているのかどうかは誰にもわからないけれど、ファンのみなさんもそう感じてくれることを願います。」
この段階でベイ監督とスピルバーグが観たものは、いわゆる“ディレクターズ・カット版”だが、劇場公開版とどのような違いがあるのかはわからない。けれどもスピルバーグの目には、2009年当時、本作はベイ監督史上最高傑作であると映ったようなのだ。すなわち『バッドボーイズ』シリーズや『アルマゲドン』(1998)、『パール・ハーバー』(2001)より優れた映画というわけだが……みなさんの目にはどう映るだろうか。
映画『トランスフォーマー/リベンジ』は2018年7月21日(土)21:00~23:10、フジテレビ系列にて放送。なおブルーレイ&DVDは現在発売中だ。
Source: SR
Eyecatch Image: [左]Photo by Gage Skidmore [右]Public Domain (U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. Larry A. Simmons) Remixed by THE RIVER