『ザ・バットマン』デスストロークの登場については「何も言えない」 ― 俳優ジョー・マンガニエロがコメント

DCエクステンデッド・ユニバース作品『ザ・バットマン(仮題)』は、現在に至るまで二転三転を続けてきた作品だ。
脚本やスケジュールのトラブルが報じられたかと思いきや、主演・監督・脚本を務めるはずだったベン・アフレックが監督から降板。後任者には最新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』が控えるマット・リーヴスが就任するも、本編の脚本はゼロから作り直すことになった。また完全降板の噂が絶えなかったアフレックは、先日の「サンディエゴ・コミコン2017」で噂を完全否定したところである。
そうした変遷の中で「バットマン」のファンが注目していたのは、当初ヴィランとして登場する予定だったデスストロークの動向である。
演じるジョー・マンガニエロは、これまで『ザ・バットマン』の製作状況をインタビューなどで随時語ってくれていたのだが、監督交代後の2017年5月には、自身がデスストローク役を演じるかどうかについて「たぶんね。いずれ分かるよ」とだけ答えたのだった。

それから約2ヶ月が経過した今、マンガニエロはハリウッド・レポーター誌に対して、久々に『ザ・バットマン』の進捗状況を少しだけ明かしている。
インタビュアー:(『ザ・バットマン』にデスストロークが登場するかどうかについて)何か情報はお持ちですか。
マンガニエロ: いいや。えっと…こう言うことしかできません。すべて知ってるけど、何も言えないって。
インタビュアー:それは良い方向ですか、悪い方向ですか? その話し方だと、変化があったように受け取れるのですが。
マンガニエロ: (止まって)ニュートラルな話し方ですよ。
またマンガニエロは、出演についてのヒントを求められると「僕が判断できることじゃないんです。ワーナー・ブラザースやDCコミックスに聞くといいですよ」と答えている。かつて饒舌に製作状況を語っていたマンガニエロとは、まるで別の人物のようだ……。
ともあれ本人は明言を避けたものの、『ザ・バットマン』にデスストローク(マンガニエロ)が登場するかどうかについては、脚本の書き直しが行われる以上(出演が白紙に戻されている可能性も含めて)すでになんらかの指針が決定されているとみられる。今は、いずれ行われるであろう出演者の発表をじっと待つしかなさそうだ。
映画『ザ・バットマン』の公開時期は未定。一部には2019年公開との情報もあるが、公式発表はなされていない状況だ。
Source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/joe-manganiello-his-love-dungeons-dragons-his-batman-status-1024898
Eyecatch Image: Joe Manganiello at the Premiere of Pee-Wee’s Big Holiday during SXSW 2016 / Daniel Benavides ( https://www.flickr.com/photos/relevantwriter/25752717202/ ) / Remixed by THE RIVER