『ザ・バットマン』過去のバットマン映画には似ていない、ペンギン役コリン・ファレル「本当に独創的」

ロバート・パティンソン主演、単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』でヴィランのペンギン/オズ・コブルポットを演じるコリン・ファレルが、本作の脚本に改めて賛辞を贈った。
英SFX Magazineにて、ファレルは『ザ・バットマン』への出演を「(バットマンの)世界に加われて本当にうれしい」と喜んでいる。脚本・監督のマット・リーヴスについては、「素晴らしい仕事をしています。よく親しんだ世界でありながら、ユニークで斬新」と仕事ぶりを絶賛。脚本の出来栄えも「本当に独創的だと思います。挑戦的で、なにかを真似たりはしていない」と称えた。「ブルース・ウェインやバットマン、ゴッサムの神話から生まれたものですが、かつてない表現になっています」。
本作の撮影は2020年1月下旬に開始されたが、新型コロナウイルスの影響により3月中旬から中断されている。ファレルは自身の出番がそう多くないことを示唆していたが、撮影中断以前は数日間しか撮影に参加しておらず、本人いわく「僕にとってはまだ始まったばかり」だったそう。バットマン役のロバート・パティンソン、キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツらとも共演していないそうで、撮影再開を心待ちにしていると語った。
ちなみにファレルは、幼少期にドラマ版「怪鳥人間バットマン」(1966-1968)、ティーンの頃にティム・バートン監督版『バットマン』シリーズに親しんできたといい、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』3部作にも強く惹きつけられたそう。撮影が中断されているあいだ、ファレルは子どもたちとともにバットマンの映画を観ていたのだそうだ。
Source: SFX Magazine 2020 August, Metro