『ザ・バットマン』再び撮影中断、ロバート・パティンソンが新型コロナウイルスに感染

DC映画『ザ・バットマン』の撮影が再開され、わずか3日後に再び中断されたことがわかった。主演のロバート・パティンソンが新型コロナウイルスに感染したという。米Deadline、Vanity Fairなどが報じている。
『ザ・バットマン』は2020年1月下旬に撮影がスタートし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月中旬より中断となっていた。約5ヶ月半の休止期間を経て、イギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンにて撮影が再開されたが、直後の再休止となった。当初は『ザ・バットマン』の製作チームから新型コロナウイルスの検査陽性者が出たためと報じられ、のちに、これがロバートであることが伝えられている。
ワーナー・ブラザースは検査陽性者の個人情報や病状については取材に応じておらず、正式には以下のコメントのみを発表した。
「『ザ・バットマン』のメンバー1名が、新型コロナウイルス感染症の陽性者と診断されました。当該者は決められた手順にしたがって隔離状態にあります。撮影は一時中断されています。」
なおDeadlineの取材に対して、ワーナー・ブラザースの代表を務めるアン・サーノフ氏は「ただいま状況の調査中で、新たな情報が手に入るまで(撮影を)一時的に停止しています」と回答。具体的な再開日時には言及しなかったが、「接触者を追跡する対策は整っていますので、きっともうすぐ再開できることになるでしょう」とコメントした。
映画『ザ・バットマン』は2021年公開予定。
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Sources: Deadline(1, 2), Vanity Fair