ベン・アフレック、映画『バットマン』は「失敗できない作品」と語る。執事アルフレッドは軍人風!
ベン・アフレックの主演・監督による映画『バットマン(仮題)』の脚本作業が大詰めを迎えているようだ。映画『ザ・コンサルタント』のプロモーションで、アフレックが『バットマン』の製作状況について話してくれた。また、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)でブルース・ウェインの執事アルフレッドを演じるジェレミー・アイアンズも自身の役柄について語っている。
ベン・アフレック、観客の不安は承知?
DCEUの過去作品『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』は、批評家やファンから厳しい評価を受けた作品だ。タイト・スケジュールでの製作になりそうな『バットマン』にもすでに不安の声が上がっている。もっとも、そうした声はアフレックの耳にも届いているようだ。
製作の現状を尋ねられたアフレックは、冗談めかしながら自分の意志をはっきりと述べている。
「昨日の晩、脚本の作業をしたんだ。いまや、完全に“なんとか決着をつけよう”という状態だよ。これは静かに失敗できるような映画じゃない。本当に自信のあるものができるまで先には進まないよ。みんなにはそのことを信じてほしい」
DCEU版アルフレッドは「軍人風」?
すでにアフレックは、『バットマン』に出演する俳優とも“約束”を交わしているようだ。『バットマン vs スーパーマン』で初登場した執事アルフレッドを演じるジェレミー・アイアンズは、バラエティ誌の取材でこう話している。
「来年の夏にはベン(・アフレック)の『バットマン』の撮影がある。彼はアルフレッドの出番が『ジャスティス・リーグ』より少し増えることを約束してくれたよ。『ジャスティス・リーグ』には7人のメイン・キャラクターがいて、私はそのひとりの執事だ。映画の主要人物にならないことは確かだね」
アイアンズによると、『ジャスティス・リーグ』でのアルフレッドの出番は『バットマン vs スーパーマン』と同じくらいだという。彼の本格的な活躍は『バットマン』までお預けとみていいだろう。

またアイアンズは、“DCEU版”アルフレッドが従来のキャラクターよりも行動的であることをこう分析している。
「ポール・ゲティ(実業家)と過ごした夜を思い出すよ。家の近所に住んでいたんだ、不幸にも亡くなったけどね。彼の素晴らしい家まで車で行ったんだ。とても上品な紳士が車のドアを開けてくれて、もうひとりの上品な紳士が、その車をどこかに停めてくれた。別の紳士がコートを預かってくれて、さらに別の紳士がシャンパンのグラスを渡してくれたよ。その紳士たちはみんな特殊空挺部隊(イギリス陸軍の特殊部隊)の一員だったんだ。アルフレッドはそんな人物だと思う。ボスの世話をして、コーヒーを淹れたりシャンパンを注いだり、飛行機を飛ばしたりする男さ」
映画『バットマン』は2017年の春より撮影がスタートし、劇場公開は2018年になるとみられる。ベン・アフレックによる新しいバットマン・ワールドでは、アクティブなアルフレッドの存在にも注目だ。
sources: http://batman-news.com/2016/10/24/ben-affleck-batman-not-movie-fail-quietly/
https://variety.com/2016/film/awards/jeremy-irons-justice-league-batman-superman-1201902714/
Eyecatch Image:http://www.cosmicbooknews.com/content/ben-affleck-named-executive-producer-justice-league-movie