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『ザ・バットマン』映画独自キャラ、地方検事と女性市長候補が登場へ ─ ピーター・サースガード、トゥーフェイス役ではない可能性濃厚に

ピーター・サースガード
Photo by Cristiano Betta https://www.flickr.com/photos/45488928@N00/2690383215/

ロバート・パティンソン主演、新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』では、コミックに登場しない映画独自の新キャラクターが姿を見せることになりそうだ。2020年1月28日(現地時間)、米ワーナー・ブラザースは『ザ・バットマン』の撮影開始を正式に報告し、役柄不明だった2人の俳優について新たな情報を発表している。

これまで『ザ・バットマン』への出演が認められながらも、役柄が明かされていなかったのは、『ニュースの天才』(2003)や『エスター』(2009)、『マグニフィセント・セブン』(2016)などのピーター・サースガードと、新人女優のジェイム・ローソン。ワーナーの発表によると、ピーターはゴッサムシティの地方検事ギル・コールソン、ジェイムは市長候補のベラ・レアルを演じるという。それぞれの詳細は明かされていないが、コールソン&レアルはコミックに基づかないキャラクターだとみられている。

 
 
 
 
 
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🚦🚦🚦 📸: @maehoustonphotography

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2019年12月、サースガードの出演が報じられた際、役どころは「汚職警官か地方検事のいずれかになる可能性がある」とされていた。時を同じくして、サースガードの妻である女優のマギー・ギレンホールは、サースガードが頭髪の半分を刈り上げた写真をSNSに投稿。ファンの間では“トゥーフェイス/ハービー・デント役ではないか”との予測もあったが、ひとまずその可能性は薄まったといえそうだ。

もっとも、コールソン&レアルについて“すべてが映画オリジナルのキャラクターである”と断じてしまうのも時期尚早だろう。なぜなら多くのコミック映画は、過去に刊行されてきたコミックの要素を多かれ少なかれ採用しているものだからだ。このたび発表された2人の人物も、かつてコミックに登場したキャラクターの性格や役割が反映された、コミックを基にした“映画独自の役柄”となっている可能性がある。ただし、その真相については映画の公開を待つほかない。

ブルース・ウェイン/バットマン役は、『トワイライト』シリーズや『グッド・タイム』(2017)などのロバート・パティンソン。セリーナ・カイル/キャットウーマン役を『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン/リドラー役をポール・ダノ、オズ・コブルポット/ペンギン役をコリン・ファレル、ゴードン刑事役をジェフリー・ライト、アルフレッド・ペニーワース役をアンディ・サーキス、暗黒街の首領カーマイン・ファルコン役をジョン・タトゥーロが演じる。

映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定

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Source: Business Wire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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