『ザ・バットマン』リドラーの姿が明らかに ─ 「なぞなぞ」で世界を狂わす知能犯

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の敵は、最狂の知能犯リドラー。『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』より、ヴィランのリドラーの姿をとらえた場面写真が公開された。

街にはこびる腐敗や悪を追うブルースが、なぜ”バットマン”になろうとしているのか、何のための戦いなのか。”バットマン”として生きることを決意する彼の成長過程にフォーカスされた本作では、政治家や警察ばかりを狙う連続殺人事件が発生し、<嘘はもうたくさん>と謎のメッセージが残される。
その最後の標的となったのは、ブルース・ウェイン=バットマン。知能犯リドラーは力でねじ伏せるのではなく、なぞなぞを仕掛けては、街全体を巻き込み、SNSで拡散。やがて人々をも扇動し、ブルースを追い詰めていく。リドラーと名乗る男は一体何が目的なのか、なぜブルースへこだわり続けるのか。
リドラー役を演じたポール・ダノは「この映画にはひとつのシーンから次に繋がるドミノ効果がある。とても推進力がありパワフルだ」とコメント。次から次へと立ちはだかる謎にからめとられた未熟なブルース=バットマンとの心理戦、不気味で圧倒的な存在感を放つヴィランとしての姿に否が応でも期待が高まる。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月11日全国公開。
▼ ザ・バットマンの記事
バリー・コーガン、『ザ・バットマン』オーディションテープの費用はたった10ドル ─ イメージは『時計じかけのオレンジ』 続編の出番は? ハリウッドのストライキ終結後、制作再開される作品はどれ?「ストレンジャー・シングス」『ワイスピ』など、各スタジオ最優先タイトル計画 ハリウッド再開へ 『ザ・バットマン』リドラー対バットマンの最後のシーン、撮影に丸2日要していた ─ 「70か80テイクは撮った」と監督 ポール・ダノのこだわり ベン・アフレック版『ザ・バットマン』実現していたら「傑作だった」と関係者 ─ 「かつてない物語、80年間の神話を再構築していた」 悲しい 『ザ・バットマン』ペンギンのスピンオフ、ティザー映像が米公開 ─ 2024年米配信決定、本格マフィアドラマの予感 すさまじい緊張感