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『ザ・バットマン』プロデューサー、ノーラン監督に『ダークナイト』超えを宣言していた ─ 「あなたを負かします」

THE BATMAN-ザ・バットマン-
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

DCコミックス最新作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』製作陣は、本作を史上最高の「バットマン」映画にすべく、全身全霊を注いだ。なんとこのたびプロデューサーを務めたディラン・クラークより、『ダークナイト』トリロジーを手掛けたクリストファー・ノーラン監督に挑戦状を叩きつけていたというエピソードが明かされている。

ノーラン監督の『ダークナイト』トリロジーといえば、最高のバットマン映画との呼び声も高く、批評&興行の両方において成功を収めた。海外諸国ではすでに封切りがスタートし、日本では3月11日より初日を迎える映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、そんな『ダークナイト』トリロジー以来の「バットマン」単独映画となる。

製作陣は作品を手掛けるにあたり、1つの目標として『ダークナイト』トリロジー超えを念頭に置いていたようで、プロデューサーのディラン・クラークが英Empireに明かしたところによれば、ノーラン監督に直接、意気込みを語っていたという。

「私はクリス・ノーランに直接こう言いました。“私たちは史上最高のバットマン映画を作ってみせますよ。そして、あなたを負かしますからね”って。

この後のやり取りは明かされておらず、ノーラン監督がどう返答したのかは気になるところ。クラークは『猿の惑星』シリーズを手掛けたことで知られ、マット・リーヴス監督とは本作で再びタッグを組む。いわばバットマン映画の先輩であるノーラン監督にやる気を伝えたクラークは、どのようにして最高を生み出そうとしたのか。

少なくともクラークとリーヴス監督は、主人公ブルース・ウェインの物語に異なる視点からアプローチしたようだ。「マットはこのキャラクターを感情の深い所まで追い込み、コアへと突き動かすことに関心を持っていましたね」とクラーク。リーヴス監督も過去シリーズとの重複を避けるための工夫として、「すでにオリジンの部分を経験し、どうやってバットマンになればよいかが分からない彼の物語を描きたかったのです」と語っている。

本作では、ブルース・ウェインがバットマンになり2年目の姿が描かれる。若き故の葛藤や悩みにも迫っていくであろう『ザ・バットマン』にファンはどう応えるだろうか。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、2022年3月11日に全国公開。

Source: Empire

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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