「ザ・ボーイズ」スピンオフドラマ、若手ヒーロー役の初キャスト2名が発表 ─ まもなく本格始動へ

人気Amazonオリジナル作品「ザ・ボーイズ」(2019-)スピンオフ作品より、初のキャスト情報が到着だ。主要キャストとして、「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」(2018-2020)のジャズ・シンクレアと、『帰ってきたアメリカン・パイ アゲアゲJKニュー・ジェネレーション』(2020)リゼ・ブロードウェイの出演が発表された。米Varietyなどが報じている。
タイトル未定の本作は、「ザ・ボーイズ」シーズン2の好評を受けて、2020年9月に製作が決定している。舞台は、若いスープス(スーパーヒーローたち)をアメリカで唯一受け入れる“ヴォート社”経営の大学。最高の街で最高の契約を勝ち取るべく、肉体的、性的、倫理的な境界全てを試す、ホルモンと闘争心全開のスープスたちが描かれるという。
このたび出演が決まったシンクレアとブロードウェイは、それぞれ米国で活躍する新鋭女優。それぞれ、マリーとエマという若いスーパーヒーローを演じることになる。
これまで、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)や『ペーパータウン』(2015)などに出演を重ねてきたシンクレアは、このたびの起用に「嘘でしょ!文字通り夢が叶いました!」と興奮冷めやらぬ様子でInstagramに喜びを綴っている。なお、彼女が演じるマリーは「イカしている(badass)」キャラクターだという。
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一方のブロードウェイも、2010年から継続的にドラマや映画に出演してきた。本作への出演決定には「オーマイガー」とInstagramに投稿し、シンクレアと同様に夢うつつの様子。「このユニバースの一部となれてとても感謝しています」と伝えた。
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パイロット版の脚本・ショーランナー・製作総指揮は、「ザ・ボーイズ」製作・脚本のクレイグ・ローゼンバーグが務める。ほかオリジナル版から、エリック・クリプキや製作総指揮のセス・ローゲン、ニール・H・モリッツらも製作に名を連ねている。報道によれば、製作の米Amazon Studiosは、本作の発注を間もなく正式に出す見込みだという。本格始動も間もなくだ。
Source: Variety, Jaz Sinclair Instagram