『ジョン・ウィック』ドラマ化、映画第4作後に放送へ ─ コンチネンタル・ホテルの始まり描く

今や、すっかりキアヌ・リーブス代表作となった人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズのTVドラマ企画「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」より、進捗が聞こえてきた。
米テレビ批評家協会のイベントに参加した米放送局Starzのジェフリー・ハーシュCEOが語ったところによると、製作陣はまさにこのイベントの前日、『ジョン・ウィック』ドラマ版のための会議を行ってきたところだったという。米Deadlineが報告する。
このドラマ版は、『ジョン・ウィック』劇中で殺し屋たちのオアシスとして登場するコンチネンタル・ホテルの始まりを描くもの。ジェフリーは「脚本家グループを据え、適切な物語を描く。だから、映画版と干渉することはありません」と語り、映画シリーズとの共存性をアピール。気になる放送時期については、「映画第4作目の後のいつか」と予告した。
『ジョン・ウィック』シリーズは、チャド・スタエルスキ監督のもとで2014年に第1作が(日本公開は2015年)、2017年、2019年にそれぞれ続編が公開された。第4作は2021年5月の米公開予定とされているが、主演キアヌが同時期に『マトリックス』最新作を抱えていることもあり、スケジュール上の干渉が懸念されている。いずれにせよ「ザ・コンチネンタル」は、2021年以降の放送開始を目指して着々と準備を進めていると見て良いだろう。
「ザ・コンチネンタル」には、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督、第1作の共同監督およびシリーズのプロデュースを務めるデヴィッド・リーチ、主演のキアヌ・リーブス、脚本家デレク・コルスタッドがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加。チャド監督は第1話の監督も担当する。ショーランナー兼脚本家には「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」「サンズ・オブ・アナーキー」を手がけ、映画最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』も執筆したクリス・コリンズが就任した。キアヌ演じるジョン・ウィックのカメオ出演の可能性も気になるところだ。
Source:Deadline