『ジョン・ウィック』スピンオフドラマ「ザ・コンチネンタル」、Amazon Prime Videoで配信決定 ─ 支配人ウィンストンの若き日描く
キアヌ・リーブス主演の大人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」が、イスラエルと中東を除く全地域のAmazon Prime Videoで配信されることがわかった。米Deadlineが報じている。
日本でもPrime Videoで配信されるものと見られる。米国では、本作の配給権がライオンズゲート傘下のケーブルテレビ局「Starz」からNBCユニバーサルの配信サービスPeacockへ移ったことにより、2023年にPeacockにてデビューの予定。その他の地域でのリリース日は不明だ。
Prime Videoのコンテンツ取得部門でディレクターを務めるクリス・マンソリロは、「我が社は、悪名高きコンチネンタルホテルと素晴らしきキャラクターのオリジンを視聴者に提供し、そのユニバースを構築し続ける役割を担えることを非常に誇りに思っています」とコメントしている。
「ザ・コンチネンタル」は、映画シリーズの40年前となる1975年のニューヨークを舞台に、コンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストン・スコットの若き日を描く。1話90分・全3話構成となるミニシリーズで、ウィンストンは自身の過去に対峙しながら、ホテルの支配権を手にするべく危険な犯罪者たちと出会い、謎めいた裏社会へと足を踏み入れていく。
映画版でイアン・マクシェーン扮するウィンストン・スコットの若き日を演じるのは、「フライト・アテンダント」(2021-)でバックリー役を演じたコリン・ウッデル。同じくランス・レディック扮するシャロンの若き日を新人アヨミデ・アデガンが演じるほか、叔父チャーリー役でピーター・グリーン、コーマック役でメル・ギブソンが出演。そのほかには、フランキー役で「アニマル・キングダム」(2016-)のベン・ロブソン、マイルズ役で「The Good Lord Bird(原題)」(2020)のヒューバート・ポアンド=ジュウル、ルー役で『最高の親友の見つけ方』(2018)のジェシカ・アラン、KD役で「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)のミシェル・プラダ、イェン役で『ハウスメイド』(2010)のニュン・ケイトらがキャストに名を連ねる。
映画版シリーズで監督を務めるチャド・スタエルスキと第3作までの脚本を執筆したデレク・コルスタッド、製作のバジル・イワニク&デヴィッド・リーチが製作総指揮で続投。『デッドプール』シリーズの脚本家として知られるレット・リース&ポール・ワーニックも参加している。
ジョン・ウィック役のキアヌ・リーブスは出演しない見込み。
ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」は2023年に米Peacockにて配信予定。Amazon Prime Videoでのリリース日の発表を待ちたい。
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Source:Deadline