『ジョン・ウィック』前日譚ドラマにメル・ギブソン参戦 ─ 15年ぶりにドラマ復帰へ

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズの前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」に、名優メル・ギブソンが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
「ザ・コンチネンタル」は、映画シリーズの40年前となる1975年のニューヨークを舞台に、コンチネンタル・ホテルの支配人ウィンストン・スコットの若き日を描くストーリー。若き暗殺者でありホテル経営者のウィンストンが、裏社会を生きる人々の“避難所”を作り上げていく様が映し出されていく。1話あたり90分、全3話構成のミニシリーズとして、米Starzで製作されている。
ギブソンが演じるのは、コーマック(Cormac)という名のキャラクター。これ以上の情報は明かされておらず、映画版ではイアン・マクシェーンが演じている主人公ウィンストン役も今のところ不明だ。
本シリーズには、映画版の製作陣が揃って続投する。監督のチャド・スタエルスキと第3作までの脚本を執筆したデレク・コルスタッド、製作のバジル・イワニク&デヴィッド・リーチが製作総指揮として参加している。
2021年7月には、全3話のうち2話分の監督として、『フロム・ヘル』(2001)『ザ・ウォーカー』(2010)のアルバート・ヒューズが就任したことが判明したが、今回の情報では製作陣のラインナップにヒューズの名は含まれていない。続報を待ちたいところだ。
今や名優として知られるギブソンは、キャリアの初期に複数のテレビドラマに出演したが、1980年代以降は映画界を活動の拠点としてきた。最後に出演したドラマは、2004年から2005年にかけて米国で放送されたシットコム「Complete Savages(原題)」。このたび15年ぶりにドラマ復帰を果たす。
なお、「ザ・コンチネンタル」と並行して映画シリーズの製作も進行している。最新作となる第4作は、2022年5月27日の米公開を目指して、2021年6月下旬より撮影がスタート。現在も進められていると思われる。イアン・マクシェーンが演じるウィンストンも再登場を果たす予定だ。
Source: Deadline