DCドラマ「フラッシュ」シーズン8、ブラックライトニング&バットウーマン、アトムら参戦 ─ 大規模クロスオーバー『アルマゲドン』詳細発表

DCドラマ「THE FLASH/フラッシュ」シーズン8の開幕を飾る、“アローバース”ならではのクロスオーバー・エピソードの詳細が発表された。米Entertainment Weeklyが報じている。
「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)は、光速のヒーロー、フラッシュ/バリー・アレン(グラント・ガスティン)の活躍を描くシリーズで、2021年にはシーズン7が放送済み。「ARROW/アロー」(2012-2020)「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)などとともにアローバースの一角を占める人気作で、シーズン8がクロスオーバー・エピソードから始まることは2021年5月に告知されていた。
新たな発表によると、クロスオーバー・エピソードは『アルマゲドン(Armageddon)』というタイトルで、シーズン8の冒頭5話にまたがる予定。恐るべきエイリアンの脅威が地球に迫る中、フラッシュ/バリー・アレン、アイリス・ウェストたち“チーム・フラッシュ”は、世界を守るため決死の戦いに身を投じる。残された時間がわずかになり、人類の運命が危機にさらされる中、フラッシュたちは勝利をつかむべく、古い友人たちに助けを求めることに……。
フラッシュらとともに戦いに加わるのは、ブラックライトニング/ジェファーソン・ピアース(クレス・ウィリアムズ)、アトム/レイ・パーマー(ブランドン・ラウス)、ミア・クイーン(キャサリン・マクナマラ)、バットウーマン/ライアン・ワイルダー(ジャヴィシア・レスリー)、センティネル/アレックス・ダンバース(カイラー・リー)、ライアン・チョイ(オスリック・チャウ)。さらに、リバース・フラッシュ/イオバード・ソーン(トム・キャヴァナー)とダミアン・ダーク(ニール・マクドノー)も登場する。
ショーランナーのエリック・ウォレスは、「『THE FLASH』史上最もエモーショナルなエピソードになりますし、本当に壮大な場面や、巨大なサプライズもあります」と予告。「従来のエピソードよりも派手で大胆なスケールで作っています。いつものグラフィック・ノベル・ストーリー以上のものになる」として、新旧のアローバース・ファンにとっての“真のイベント”になると宣言した。
もともとアローバース作品は、シリーズの壁を超えたクロスオーバー・エピソードが目玉のひとつ。2014年から年に一度のお楽しみとして実施され、スケールを拡大してきたが、2020~2021年はコロナ禍の影響で製作が断念されていた。今回の『アルマゲドン』は一連のクロスオーバーに属さない、あくまでも「クロスオーバー風の」エピソードとなるが、その巨大なスケールはもちろんのこと、2代目バットウーマンの初参加やおなじみのキャラクターの復帰・再登場は見逃せないものとなりそうだ。
DCドラマ「THE FLASH/フラッシュ」シーズン8は、2021年11月16日より米国放送予定。
Source: Entertainment Weekly