『ザ・バットマン』ペンギンのスピンオフドラマ、2月に撮影開始 ─ コリン・ファレル、やる気満々

DC映画『THE BATMAN―ザ・バットマン―』(2022)のスピンオフドラマ、「ザ・ペンギン(原題:The Penguin)」の撮影が2023年2月に始まることがわかった。
本作はコリン・ファレル演じるペンギン/オズワルド・コブルポットを主人公とする新作シリーズ。物語は『ザ・バットマン』の結末の1週間後から始まるといい、ファレルは以前「まだゴッサムは水に多少浸かっています。(第1話は)僕の足がファルコーネのオフィスでびしょ濡れになるところから始まる」と語っていた。
このたび、ファレルは米Varietyの取材にて、「ザ・ペンギン」の撮影が2023年2月から5~6ヶ月間かけて行われることを明かしている。最長で2023年8月ごろまで撮影が実施されるということは、米HBO Maxでの配信リリースは早くとも2024年初頭となりそうだ。
以前からペンギン役の再演に熱意を燃やしてきたファレルは、すべてのきっかけがペンギンの特殊メイクにあることを強調。ファレルが演じているとは思えないほどの変身ぶりだったが、本人も「(特殊メイクの)素晴らしい仕事があったからこそ、(『ザ・バットマン』は)まだ氷山の一角だと思えた」とさえ話した。「(映画は)5~6シーンだけだったので、もっと演じたいと思ったんです。やれることがたくさんあるのはわかっていました。年齢を上げることも、下げることもできますよね」。
シリーズの脚本・製作総指揮は「エージェント・オブ・シールド」などのローレン・ルフラン。なお、製作総指揮には『ザ・バットマン』のマット・リーヴス監督とプロデューサーのディラン・クラーク、そしてファレル自身も名を連ねている。
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Source: Variety