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「スーパーナチュラル」前日譚ドラマ「ウィンチェスターズ」シーズン1で打ち切り

ウィンチェスターズ
(c) 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(2005-2020)の前日譚ドラマで、日本でも配信中の「ウィンチェスターズ」(2022-)が米The CWにてシーズン1で打ち切りとなった。米Deadlineなどが報じている。

本作の製作を担うワーナー・ブラザース・テレビジョンは、打ち切りを受けて新たなプラットフォームを探す準備を進めているとのこと。また、「スーパーナチュラル」のディーン役として知られ、本作の製作総指揮を務めるジェンセン・アクレスが、番組救済を求める「Save the Show」キャンペーンを行う可能性も伝えられている。

今回の打ち切りは、The CWの新たな親会社ネクスターの戦略によるもの。同社は2022年にThe CWの株式の過半数を取得して以来、台本なしの番組(リアリティショーなど)や低コストな番組(海外買い付け作品、共同製作など)に重点を置いている。こうした流れの中で、「ウィンチェスターズ」のシーズン更新は厳しいとみられていた。

なお、現時点でシーズン更新が決定しているThe CWの番組は、「スーパーナチュラル」サム役ジャレッド・パダレッキが主演・製作総指揮を務める「WALKER/ウォーカー」と、「オール・アメリカン(原題)」の2作品のみ。『燃えよ!カンフー』のリブート版「カンフー(原題)」も打ち切りが発表された。同局は「新生CWを再構築するにあたり、番組編成において厳しい決断を迫られました」との声明を公開している。

「ウィンチェスターズ」は、「スーパーナチュラル」の主人公ディーン&サムの父ジョン・ウィンチェスターと母アリー・ウィンチェスターに焦点を当てた物語。2人の出会いから、その後世界を救うまでに至ったストーリーが綴られた。若きジョン役を『Not Alone(原題)』(2021)などに出演する新鋭ドレイク・ロジャー、メアリー役を『ゾンビーズ』シリーズのメグ・ドネリー、ジョンの母親ミリー役を「BOSCH/ボッシュ」(2014‐2021)のビアンカ・カジリッチが演じている。

ディーン役のアクレスはナレーターとして続投し、妻ダニールと共に製作総指揮を兼任。オリジナル版で共同プロデューサーを務めたロビー・トンプソンが脚本・製作総指揮を担当し、「ARROW/アロー」「SUPERGIRL/スーパーガール」などCW作品でお馴染みのグレン・ウィンターが第1話の監督を務めた。

「ウィンチェスターズ」は、日本では各動画配信プラットフォームにてデジタル販売中

Source: Deadline, Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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