「スーパーナチュラル」前日譚ドラマの予告編が公開、ディーン役ジェンセン・アクレスも登場

人気“超常現象”ドラマ「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(2005-2020)の前日譚ドラマ「ザ・ウィンチェスターズ(原題: The Winchesters)」の初予告編が公開された。
「スーパーナチュラル」は、ディーン(演:ジェンセン・アクレス)&サム(演:ジャレッド・パダレッキ)のウィンチェスター兄弟がアメリカ各地を旅しながら怪物や悪霊、悪魔、天使などの“超常現象”との戦いに挑むファンタジーホラー作品。2020年に完結し、実に15年におよぶ歴史に幕を下ろした。
「ザ・ウィンチェスターズ」では、兄弟の父親であるジョン・ウィンチェスターと母親メアリー・ウィンチェスターの出会いから、ふたりが愛する者や世界を救うまでに至ったストーリーが綴られる。
その初予告編は、ナレーターとして続投するディーン役のアクレスと共にスタート。1972年を舞台にローレンスという田舎町に到着したジョンが、父親の稼業を継いだモンスターハンターのメアリーと出会う様子が描かれる。一緒にモンスターを倒したことでコンビを組むことになった2人が、メアリーの父親を探す旅に出る展開となっている。予告編のラストでは再びアクレスが姿を見せるため、「スーパーナチュラル」のファンは必見だ。
予告編を見る限り、オリジナル版の世界観を踏襲しながらも70年代のレトロな感覚が全体を包み込み、オカルトホラーとアクション、タイミング良く投入されるユーモアが絶妙にブレンドされた見応えある作品になっているようだ。
若かりし日のジョン役を演じるのは、『Not Alone(原題)』(2021)などに出演している新鋭俳優ドレイク・ロジャー。メアリー役でテレビ映画『ゾンビーズ』シリーズのメグ・ドネリー、ジョンの母親ミリー役で「BOSCH/ボッシュ」(2014‐2021)のビアンカ・カジリッチが出演する。
アクレスは、妻で「スーパーナチュラル」にも出演したダニール・アクレスと共に製作総指揮も兼任。オリジナル版で共同プロデューサーを務めたロビー・トンプソンが脚本・製作総指揮を担い、「ARROW/アロー」「SUPERGIRL/スーパーガール」など、数多くのCWドラマで監督を務めたグレン・ウィンターが第1話でメガホンをとっている。
予告編の最後に「Coming This Fall(今秋にリリース)」と表示されるため、本作は米CWにて2022年秋に放送されることとなりそうだ。