「24」ジャック・バウアー役、殺人鬼を追う汚職警官に ─ 新作スリラー『ザ・ウィンター・キルズ』主演決定

「24 -TWENTY FOUR-」シリーズでおなじみのキーファー・サザーランドが、新作アクションスリラー映画『ザ・ウィンター・キルズ(原題:The Winter Kills(原題)』に出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
キーファーが演じるのは、10年前にパートナーを殺害された過去を持つ汚職警官で、再び動き始めた連続殺人鬼を追いかけることになる。監督は『ビットコイン・ウォーズ 暗号資産の行方/CRYPTO』(2019)のジョン・スタルバーグ・Jr.、脚本はベン・フロロ・カーニーが務め、『ザ・レイド』シリーズやトム・ハーディ主演の新作映画『Havoc(原題)』(2023)などアクション映画に定評のあるXYZ Filmsが製作を担当する。
報道によると、本作には『ネイバーズ』(2016)のパトリック・リゾッティ、『スレイヤー 7日目の煉獄』(2020)のデヴィッド・グリエルモ、『処刑人II』(2009)のポール・ヨハンセン、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のワイアット・ラッセル、『クリスマス・クロニクル』(2018)のオリヴァー・ハドソンらが携わっている。ヨハンセン、ラッセル、ハドソンの3人は俳優だが、本作に出演しているのか、プロデュースでの関与なのかは不明だ。
製作を兼任するスタルバーグ・Jr.は、「キーファー・サザーランドは本作にとって完璧な俳優というだけでなく、まさしくレジェンドのひとり。彼の稀有な才能が、そのすべてを要求する役柄とぴったり合うことに、この上なく心を躍らせています。これ以上のプロフェッショナルなチームは想像できません」とキーファーならびに製作をともにする仲間たちを賞賛した。
「24 -TWENTY FOUR」以降、近年も『メランコリア』(2011)『フラットライナーズ』(2017)『ザ・コントラクター』(2022)などでより貫禄を増しているキーファー。新作『The Winter Kills』で精悍なアクションとともに強い存在感を見せつけてくれることに期待しよう。
映画『ザ・ウィンター・キルズ(原題:The Winter Kills(原題)』は、2023年春よりニュージャージー州にて撮影予定。
Source: Deadline