「レディオヘッド」トム・ヨーク、『ファントム・スレッド』P・T・アンダーソン監督と短編映画を共作 ─ Netflixにて6月27日配信

人気ロックバンド「レディオヘッド」のフロントマンであるトム・ヨークが、2019年6月27日にソロアルバム『Anima』をデジタルリリースする。Netflixでは同日より、トム・ヨークと『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2009)『ファントム・スレッド』(2017)ポール・トーマス・アンダーソン監督のコラボレーションによる短編映画『ANIMA』の配信がスタート。すでにティザートレーラーが公開されている。

本作でトム・ヨークは出演と音楽を兼任。撮影監督は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督初のドラマ作品「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」(2019)や『Okja/オクジャ』(2017)などのダリウス・コンジが務めている。なお、ポール監督とダリウスは今回が初めてのタッグとなる。
製作を担当したNetflixによれば、『ANIMA』は「ワンリール(one-reeler)」ということで、おそらく10~12分の短編に仕上がっているとみられる。「驚くべき映像作品、最高の爆音でどうぞ」とのことだ。できるだけ良い環境で視聴したいところである。なお海外では、配信前日の6月26日より一部のIMAXシアターでも上映されるとのこと。うらやましい…!
ポール・トーマス・アンダーソン監督は、同じくレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドとは、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』以来すべての作品で監督・音楽家として共作を続けてきた。トム・ヨークもリメイク版『サスペリア』(2018)で映画の劇伴音楽に初挑戦したばかりとあって、各人のキャリアの展開が実を結んだというべきだろう。
Netflixオリジナル作品『ANIMA』は2019年6月27日(木)全世界独占配信。
配信ページ:https://www.netflix.com/title/81110498
Source: IW