『ソー:ラブ&サンダー』初映像が公開、日米同時公開決定 ─ 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に女性版ソーも登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『Thor: Love and Thunder』より、初のティザー映像が公開となった。合わせて、邦題は『ソー:ラブ&サンダー』となり、2022年7月8日に日米同時公開となることもわかった。ラブたっぷり、サンダーたっぷりだ。
映像冒頭、幼少期からの成長が『ライオン・キング』形式で描かれるアスガルドの王、ソー。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ /エンドゲーム』での死闘を終えたソーは、「もう戦いはやめた。この手は平和のためにある」と穏やかな声。ストームブレイカーを置き、「自分が誰かを見つめ直したい」と夕陽を浴びる。どうやら“自分探し”の旅に出るようだ。
ガンズ・アンド・ローゼズの名曲「Sweet Child O’ Mine」に乗せたこの映像では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々や「ニュー・アスガルド」の景色も登場しながら、「ヒーローは卒業だ」というソーが戦いを退き、第二の人生を歩んでいる様子が描かれている。ピーター・クイルは「迷ったら、愛する人の目を見てみろ」と語りかけるが、ソーはポヤポヤした顔でピーターを見つめる。「俺じゃないよ」と言うピーターに、「いや 聞いてるだけだ」と微妙に会話の噛み合わない2人。
レトロなタイトルロゴに続いて、何者かがムジョルニアを取る瞬間の映像が。ムジョルニアといえば、高潔な魂の持ち主しか持ち上げられないはず。『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャーズが振るったことがサプライズとなったが、今作で手にとっているのは女性版ソー。ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターが女性版ソーになると伝えられている。

『ソー:ラブ&サンダー』にはクリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、ナタリー・ポートマン、ジェイミー・アレクサンダーが続投。クリスチャン・ベールがヴィランのゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー役、ラッセル・クロウがゼウス役を演じるほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからクリス・プラット、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ショーン・ガンも登場し、マット・デイモンやサム・ニールもカメオ出演する。
『ソー:ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年7月8日に日米同時公開公開。5月4日日本公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の次にやってくるマーベル映画だ。
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