『ソー:ラブ&サンダー』映像にラッセル・クロウの姿も登場、神々を束ねる「ゼウス」役

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ソー:ラブ&サンダー』の日米同時公開(2022年7月8日)が決定し、初の特報映像が届けけられた。
かつての肉体を取り戻したソーや、王になったヴァルキリー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーや、ムジョルニアを持つ女性版ソーことジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)など、注目ポイントはたくさん。もう1人、マーベル・ファンも映画ファンも注目の新キャラクターがある。ラッセル・クロウが演じる「ゼウス」だ。
映像では、0:51〜0:52に登場している人物がクロウのゼウスだと見られている。どこかの議会場のような場所で、黄金の甲冑を着て人々の歓声を一身に浴びている人物だ。
クロウが演じるゼウスとは、ギリシャ神話に基づくキャラクター。オリンポスの神々を束ねる存在で、天空と気候を司る神だ。ということは議会場に見える人々は様々な神々、あるいはそれに準ずる代表者たちか。本作では、クリスチャン・ベールが神々の虐殺を目論むヴィラン、ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーとして登場する。おそらく、ここにいる神々も標的となるのだろう。
ラッセル・クロウといえば、『L.A.コンフィデンシャル』(1997)や『インサイダー』(1999)、『アメリカン・ギャングスター』(2007)といったハードボイルド系の作品ほか、『ビューティフル・マインド』(2001)のような名作ドラマ映画でも知られる。アメコミ映画では、DC『マン・オブ・スティール』(2013)にスーパーマンの父ジョー=エルとして出演済み。ほか代表作には『グラディエーター』(2000)があるが、米Comicbook.comは、両腕を開いたその勇ましい姿を比較している。
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ちなみに少々ややこしいことに、クロウは本作とは別に、ソニーのマーベル映画『クレイヴン・ザ・ハンター』にも役柄不明で出演することになっている。ゼウスとは別のキャラクターになるものと見られる。
『ソー:ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年7月8日に日米同時公開公開。
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