『ソー:ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマンがマイティ・ソーとして再登場、場面写真が海外公開 ─「冒険の一端を担ってもらいたい」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ソー:ラブ&サンダー』より新たな場面写真が、英Empireにて公開されている。ムジョルニアをもったジェーン・フォスターことマイティ・ソーの姿に注目せよ。
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天文物理学者であるジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)は、『マイティ・ソー』(2011)にてソーと地球で運命的な出会いを果たし、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)ではダーク・エルフとの戦いに巻き込まれてしまう。『マイティー・ソー バトルロワイヤル』(2017)では登場こそしていないが、ソーと恋愛関係を解消したことが示唆されていた。本格的なシリーズへのカムバックとなる『ソー:ラブ&サンダー』では、ジェーンがムジョルニアを手に入れていることがすでに判明済みであり、“もうひとりのソー”として新たなる旅に出る。
メガホンをとるタイカ・ワイティティはEmpireのインタビューにて、「物語を練り上げるまで、マイティ・ソーを登場させる予定はありませんでした。脚本を執筆していくなかで、“ジェーンを再登場させたら最高じゃないか?”となったんです」としながら、「ナタリーが復帰して演じるのが、科学機器を持って歩き回る同じ役なのは嫌だと思います」と、これまでとは一味違う彼女の姿が登場することを予告している。
「ソーが飛び回っている間、地球に取り残された彼女が、“彼はいつ戻ってくるんだろう”と足を叩いているみたいなのは、つまらないです。彼女にも冒険の一端を担ってもらいたいんですよ。」
「彼女は全く別の人生を歩んできました。そんな最愛の人が自分と同じ格好をして再び現れるんです。ソーにとっては、まさに衝撃的な瞬間でしょう」と続けているワイティティ。ムジョルニアを華麗に振り回し、迫りくる脅威に立ち向かうことが期待されるジェーン。実際のところ、ムジョルニアをどのように手に入れたのか、気になるところだ。
ワイティティ監督といえば、『マイティー・ソー バトルロワイヤル』のほか、『ジョジョ・ラビット』(2019)などユーモアにあふれた作風が特徴的だ。「ナタリーは実生活でもとても面白いんです。彼女は少しおっちょこちょいで、ユーモアのセンスに長けています。ただ、最初の作品ではそれが十分に生かされていなかったと思います」と述べており、ナタリーのコメディエンヌぶりにも期待が高まる。
映画『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日に日米同時公開公開。
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Source:Empire