『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』クリス・ヘムズワース、身体を鍛えすぎて「史上最大のソー」に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』のため、ソー役のクリス・ヘムズワースは激しい肉体改造を経て“巨大化”した。クリスのスタントパーソンを務めるボビー・ホランド・ハントンいわく、もはやMCU史上最大サイズのソーに仕上がっているとか……。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)からソーのスタントを務めているボビーは、このたびオーストラリアのラジオ番組「Fitzy and Wippa」に登場。クリスとは『タイラー・レイク ―命の奪還―』(2020)『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(2019)などでもタッグを組んできたが、今回の巨大化にはさすがに驚きを隠していない。
「みんなに“(クリスは)デカいよね”って言われるもんだから、僕のほうは“すごいよね、僕が彼のスタントダブルなんだけど”って。だから、クリスには“ありがとう、君のおかげで仕事がキツくなったよ”とメールしました。彼とは一緒に鍛えているし、一緒にトレーニングして、同じようにダイエットしています。」
ボビーいわく、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』のソーは、文字通りの意味で「クリス史上最大のソー」。前回登場作である『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のソーはある意味で史上最大のサイズ感だったが、今度は『マイティ・ソー』シリーズなど従来のソー像に忠実な方向性での“史上最大”となる。ボビーは「だから僕も自分史上最大です。チャレンジですが、これは面白いですね」とも語った。
ただし、もちろん面白いばかりではない。なにしろ、現在のクリス&ボビーは肉体を維持するため2時間ごとに食事をする生活だそうで、これにはボビーも「(食べることが)ただの作業になってきました。食べることがまったく楽しくない」と漏らしているのだ。「2時間ごとにカロリーを摂り、1日2回トレーニングをする。徹底的にやっています」。
もっともそれだけの甲斐あって、クリスの肉体は、すでに2020年11月下旬の時点ですっかり鍛え上げられていた。ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンも「これは異世界」と驚いたほどである。
Sources: Fitzy and Wippa, NZ Herald