『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』ソーの友達、コーグが再登場決定 ─ タイカ・ワイティティ監督が認める

『マイティ・ソー』シリーズの第4作となる『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』に、いまやソーの友達としてマーベル・シネマティック・ユニバースの人気キャラクターとなったコーグが再登場することがわかった。脚本・監督のタイカ・ワイティティが、トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」にて認めている。
このたび、ワイティティ監督は『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』について尋ねられると、既報の通り、ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターが再登場することに言及し、「彼女はコミック同様、女性のソーを演じます。ソーが2人登場するんです」と語った。そして「僕の演じている役柄、コーグも戻ってきます」と口にすると、スタジオの客席から大きな歓声があがっている。これに驚いたワイティティは、コーグの声色で「ありがとう、すごいリアクションをありがとう。ビックリした」と応じている。
ワイティティがモーションキャプチャーと声優を務めるコーグは、自身の監督作品『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で初登場。惑星サカールの囚人として闘技場に出ているところを、ソーと出会って意気投合し、囚人たちとグランドマスターに対する革命に参加し、ついにはアスガルドにて戦いに臨むことにもなった。その後、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも再登場し、傷を負ったソーとともにゲームに打ち込む様子を見せている。『エンドゲーム』のラストでソーは旅立っていったが、ソーとコーグはどのようにして再会するのか。
ちなみにワイティティいわく、『ラブ&サンダー』の脚本は「いくつかの草稿を書き終えたところ」。クリス・ヘムズワース演じるソー、ナタリー・ポートマン演じるジェーン/ソーという“ソー2人体制”のほか、『バトルロイヤル』『エンドゲーム』に続いての登場となるヴァルキリーは、セクシャルマイノリティとしての側面を掘り下げるストーリーにもなっているというだけに、その内容が気になるところだ。ちなみにコミックにおいて、ソーとなったジェーンは乳がんを患っている設定だが、そのエピソードが採用されるかどうかをワイティティは明らかにしていない。
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は2021年11月5日に米国公開予定。
Source: Jimmy Kimmel Live