『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマン、ソー役への期待を語る ─ 「ハンマーを持てるのが楽しみ」

『マイティ・ソー』シリーズの第4作『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』では、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが、第2作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)以来のシリーズ復帰を果たす。しかもただ帰ってくるのではなく、脚本・監督のタイカ・ワイティティは、ジェーンをソーとして登場させるという選択に踏み切ったのだ。
クリス・ヘムズワース演じる雷神ソーと、シリーズ初の“ソー2人体制”になる本作への出演について、ナタリーは米Entertainment Tonightにて大きな期待を語っている。
「彼ら(製作チーム)が訪ねてきてくれたんです。私は『マイティ・ソー』3作目(2017年『マイティ・ソー バトルロイヤル』)には出ていませんでしたが、それは(物語の)舞台のため。まったく地球の話ではなかったし、私は地球にいる役でしたから。それで、彼らが4作目のアイデアを持ってきてくれたんです。“こういうアイデアがあるんです、コミックにはジェーンがレディ・ソーになる話があって”と。すごく面白いなと思いました。」
タイカ監督は以前、ナタリーが出演を承諾するまでに「この映画への興味はありますか? (今までとは)ぜんぜん違うことをやってみませんか?」と問いかけたことを明かしていた。監督自身は、ナタリーの演じるソーも「レディ・ソー」ではなく「ソー」だと言い切るなど、強いこだわりをもってジェーンの再登場を決めたようである。
またナタリーは、「タイカのことはもちろん大好きだし、テッサ(・トンプソン)も大好きだし、クリス(・ヘムズワース)もとっても大好きです」と、タイカ&テッサとの初タッグ、クリスとの再共演に対する思いを語った。「それから、ハンマーを持てるのがすごく楽しみなんですよ」。
『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は、マーベル・シネマティック・ユニバースの単独作品としては史上初めてとなる“シリーズ第4作”。再び大きな変革をもたらしてくれるであろうタイカ監督だが、ソー2人体制ではあるものの、あくまで主人公はクリス・ヘムズワース演じる雷神ソーだと明言している。「『マイティ・ソー』だし、クリスがソーですから。ナタリーはそこに出てくるということです」。
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は2021年11月5日に米国公開予定。
Source: Entertainment Tonight