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『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』クリス・ヘムズワースとタイカ・ワイティティ監督、脚本ミーティングを開始

https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36076107822/

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の撮影開始を2021年1月に控え、主演のクリス・ヘムズワースと脚本・監督のタイカ・ワイティティが打ち合わせに入っているようだ。クリスのInstagramでは、2人が初めての脚本ミーティングを終えたことが報告されている。

『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の物語となり、シリーズのヒロインであるジェーン・フォスター(演:ナタリー・ポートマン)が本格再登場。クリス演じる雷神ソーと同じく、今度は自身もソーとなって活躍するといわれており、ナタリーは“とある重要設定”も認めている。

このたび、タイカが芝生で横になっている写真とともに、脚本ミーティングを終えたことを報告。「僕のコメントがすごく細かくて熱かったので、タイカはすべて受け止めるために繭の中で丸くなるしかなかった。この映画が僕たちを導くところには無限の可能性がある」と記している。タオルに全身を包み、帽子を被って横たわるタイカはまさしく“繭”のごとき姿。「後ろで寝ている人も、同じく僕のストーリーテリングの腕前に打ちのめされていました」とのジョークも記されている。

これに先がけて、クリスはSwisse Wellness Indiaにて「『マイティ・ソー』は4作目、マーベル映画に出るのは8~9回目ですが、新しいことをやれるのが本当に楽しみ」と語っていた。「過去の3作品では限界に挑み、キャラクターを新しく生み出してきました。だから、今回も劇的な変化が期待されていると思う。そういう点では大変な仕事です」。タイカ・ワイティティはコロナ禍のなかで脚本作業を継続し、完成済みとされていたが、クリスいわく「彼はまだ書いている」とのこと。よりよい作品を目指し、ブラッシュアップが続けられているようだ。

出演者にはクリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマンのほか、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)からヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投。ヴィランとして『ダークナイト』3部作や『フォードvsフェラーリ』(2019)のクリスチャン・ベールが出演する。

映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』は2022年2月11日に米国公開予定。撮影は2021年1月からオーストラリアにて実施される。

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Sources: Chris Hemsworth, Swisse Wellness India

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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