『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』撮影終了、クリス・ヘムズワースが報告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ『マイティ・ソー』の最新作、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の撮影が終了した。主演のクリス・ヘムズワースがInstagramにて報告している。
クリスの投稿に先がけては、2021年5月28日に、本作のヘア&メイクアップアーティストであるルカ・ヴァネラがオーストラリアでの撮影終了を報告していた。撮影は2021年1月26日に開始されており、約4ヶ月にわたった。今後、製作陣はポストプロダクションに入り、追って再撮影・追加撮影が実施される見込みだ。
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投稿された写真には、クリスのほか、脚本・監督を務めるタイカ・ワイティティが登場している。ワイティティは前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)に続いてコーグ役を演じているため、モーションキャプチャー用のスーツを着用しており、頭上にはコーグの顔の位置が示されている。
海外の情勢は改善しつつあるものの、コロナ禍の撮影となったこともあるだろうか、クリスは「すごくリラックスしている、この写真がふさわしいと思いました」とコメント。映画本編については「とんでもなくクレイジーで、底抜けにおもしろく、そして感動するかもしれません。ラブたっぷり、サンダーたっぷり!」と記し、キャスト&スタッフへの感謝を明かした。「シートベルトを締めて、準備して、映画館で会いましょう!」
ちなみに今回の投稿には、シフ役で出演しているジェイミー・アレクサンダーをはじめ、MCU映画からホークアイ役のジェレミー・レナー、シャン・チー役のシム・リウからのコメントが見受けられる。そのほか、ドウェイン・ジョンソンや『デッドプール』原作者のロブ・ライフェルドからもねぎらいの言葉が寄せられた。
本作にはクリス・ヘムズワースをはじめ、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマン、シフ役のジェイミー・アレクサンダーが続投。クリスチャン・ベールがヴィランのゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー役、ラッセル・クロウがゼウス役を演じるほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからクリス・プラット、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ショーン・ガンも登場し、マット・デイモンやサム・ニールもカメオ出演するという。
映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』は、2022年5月6日に米国公開予定。
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