「THE LAST OF US」主演コンビは「ゲースロ」出身、「1つの家族から生まれたような気がする」絆語る

人気サバイバル・アクションゲームの実写化ドラマ「THE LAST OF US」で主演を務めるペドロ・パスカル(ジョエル役)とベラ・ラムジー(エリー役)は、ともに人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の卒業生だ。彼らの演じたキャラクターが作中で出会うことはなかったが、「ゲースロ」のおかげで、「THE LAST OF US」共演前から2人の間には「一種の絆」が生まれていたという。米Entertainment Weeklyのインタビューにて、本人たちが語っている。
この記事には、「ゲーム・オブ・スローンズ」の内容が含まれています。
「ゲースロ」でパスカルが演じたのは、ドーン大公の弟で“赤い毒蛇”の異名を持つ戦士オベリン・マーテル。シーズン4の中で、初登場および最期を遂げたキャラクターだ。一方、ラムジーが演じたリアナ・モーモントはシーズン6で初登場し、シーズン8で戦いの末に命を落とした。
「ゲースロ」作中では交わることのなかったパスカルとラムジーだが、異なる時期に同じ世界を共有していたという事実は、彼らの絆を深めるきっかけになったようだ。「そのおかげで、お互いを知らなくとも1つの家族から生まれたような気がするんです」とパスカルは述べ、こう語った。
「ファンに愛された2人のキャラクターが登場し退場するというのは、僕たちの類似点であり、絆を深める前に生まれた一種の絆みたいなものです。なので、感謝しています。」
またラムジーにとって、「ゲースロ」は自身のキャリアに多大な影響を与えた作品のようだ。次のように語っている。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』がなかったら、役者になっていなかったと思います。私は役者を目指したことはなかったし、たまたまそうなっただけなので。(『ゲースロ』での経験は)何にも代えがたい方法で、『THE LAST OF US』や他の全てのプロジェクトへの準備を整えてくれました。」
2023年1月16日にリリースされた「THE LAST OF US」の視聴者たちは、そんな2人が演じるジョエル&エリーの見事なケミストリーを絶賛している。物語を通して親子のような絆を築いていく2人として、最適なキャスティングであることを証明したといえるだろう。
HBOオリジナル「THE LAST OF US」は、U-NEXTにて独占配信中(毎週月曜に新エピソードを配信)。
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Source:Entertainment Weekly